暁 〜小説投稿サイト〜
とある委員会の委員長
風紀委員会
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いはず。
「当日は私がいないけど、当番の人には伝えておくね。」
「別の仕事ですか?」
「ええ。暗部のね♪」
暗部。
この人は暗部と言うよりは暗殺者の方が正しい気がする。
「しずくちゃんにもスタートに入ってほしいわ。」
暗部(スタート)の主な仕事は統括理事長からの任務のみである。
しかしそれはかなりキツいものであるため高位能力者によって結成されている。
しかし私はこれには入れない。
何故なら私は
「監視者なので無理ですよ。」
監視者なのだから。
「そう言うと思っていたわ。それじゃあね。」
「はい。」
どうしよう。
歩いて行くのめんどくさい。
呼びたくないけどあの人を呼びますか。
私は携帯を取り出して派閥メンバーの一人に電話を掛けた。
『はい。どうしました?』
「すぐに第七学区中央講堂会館まで迎えに来てくれるかしら?」
拒否権はないけどね。
『わかりました。すぐに向かいます。』
すると電話が切れ、となりに長点上機学園中等部の制服を着た女子生徒が現れた。
彼女の名前は西條加奈。
長点上機学園中等部が誇る空間移動系の頂点にして、超能力者(レベルファイブ)である。
ちなみに長点上機学園中等部には三人の超能力者が在学している。
一人は私。
表向きは第3位。
しかし本当の順位は一方通行(アクセラレータ)と並んで一位である。
そして彼女、加奈さんは第4位。
もう一人は第6位である。
そしてこの二人は私の派閥に所属している。
「加奈さん。急ぎで悪いんだけど風紀委員会本部に連れていって貰える?」
昔は私に指図されるのが嫌いだったらしいが、今では素直に何でも聞くいい子である。
「了解しました。」
空間移動(テレポート)を使える私がなぜ彼女を読んだのかと言うと理由は簡単だ。
演算をするのがめんどくさいから。
単純にこれだけである。
「そう言えば雫さん。智美が探してましたよ。」
「えっ?なんで?」
智美が私をね〜。
なんか有りそうだな〜。
「適当に流しておいて。」
智美さんには悪いけど厄介事はゴメンだもん。
「わかりました。ですがメールくらいしてあげてくださいよ。彼女はあなたのことがす「分かったから。」・・・ならいいです。」
時間は掛かったがなんとか本部に着いた。
あっ!
警備体制どうしようかな?
また今度で良いよね。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ