第二十四話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「次元斬!」
衝撃波を発生させた後、剣を相手に向かって降り下ろすアルベイン流の技、アドリビトムではクレスしか扱うことのできない強力な剣技がサンドワームに迫る。
どうやら先程のディアの刺突がかなり効いていたらしく、かわされるものの僅かに衝撃波がサンドワームにかする。
「これなら!空間翔転移!!」
今度は全身に闘気を纏いながらクレスは姿を消し、いきなりサンドワームの目の前に瞬間移動する。
これにはサンドワームも反応できないらしく、遂にクレスの剣先がサンドワームを捉える。
そのまま思い切り斬撃を浴びせると、低い呻き声を上げながらサンドワームは地面に潜り込む。
「また地面に・・」
「クレス!ディアの傷の完治はできなかったけど、無茶をしなければ大丈夫だよ!」
ディアの回復が終わると、三人はクレスと合流しようとしクレスもこちらに走り出すと、再びディアの足元が膨れ上がる。
「今度は効かない!!」
地中から再び襲ってくるサンドワームの攻撃をバックステップでかろうじて回避し、そのまま距離をとる。
「なんとかしないと、依頼が進められない・・」
「まったく・・・いつから戦場がガキの遊び場になったんだ?」
若干の苛立ちを含めた声が後方から聞こえると、乾いた銃声が砂漠に響いた。
続く
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ