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不可能男との約束
覇は未だに唱えられず
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ドとF・ウォルシンガム、そして、ベン・ジョンソンを見て再度確認する。
目の前にいるのは襲名者なのだ。
どんな姿やキャラや能力だからといって油断などあってはいけない。むしろ、これからの事を思って彼らの技や知識を吸収しろ、と深く思う。
内心にケリを着けたところに、給仕代わりの浅間とアデーレが何か食べ物を持ってくる。
腹が空いているわけではないが、純粋な興味ではて? 何だろうと思い視線をそちらに向ける。
刺身にカレーがかかっている珍品であった。

「……」

そういえば厨房にいたのは御広敷とハッサンであったな、と思い視線をそらす。
腕はいいらしいが、頭があれじゃあ料理もこうなるのかと思い、以後気を付けようと思う。
ちなみに刺身の方は海に落ちた熱田が何となく狩ったらしいものである。何となくで死んだ魚に軽く黙祷を捧げておこう。
向こうでハワードが生贄になっている中、ふと足元の方に光が来たのを理解する。
ハイディの走狗(マウス)のエリマキである。
何故、エリマキがこちらに来たのかという意図は十分にわかる。
すると、エリマキがこちらに見えるように表示枠を掲げた。女王の盾符をちらりと見るが、珍妙な料理を食っているハワードに釘付けである。
これも、作戦の内なのだろうかと思うが、考えても詮無き事なのでチラリと表示枠の方を見る。

『ちょっと、上がっていい?』

了解の意の代わりに指でちょいちょいと手招きすると白狐は足を駆け上り右腿辺りの位置でお座りをした。
その感触に思わず、うわーとちょっと感動してしまう。

……いいなぁ、小動物。

さり気なくこういう動物が好きな自分にとっては至高の感触である。
人型の走狗も悪いというわけではないのだが、やっぱりこういうのにも憧れる。
とは言っても、走狗を持つほどお金がないから無念しか貯まらないのだが。
いいなぁ、凄いなぁ、欲しいなぁ、と欲丸出しでそんなことを考えていると

『じゃ、ちょっと皆にもリアルタイムで理解して貰う為に実況通神にするね? ───接続っと』

『接続:共有設定表示枠:神社間共通通神・浅間神社代行により限定領域許可:───確認』

・〇べ屋:『ん。繋がったみたいだね。ありがとアサマチ。皆も初期設定で入っているから好きに話していいよーー』

・俺  :『え!? 好きに話していいのかよ!? じゃあ、俺はオッパイについて話すぜ!? 皆! オパーイについて語り───』

『・───俺様が強制退出されました』

『・───俺様が再入場されました』

・あさま:『もう、そういう事をするのは止めてください。重くなって仕方がないんですよ?』

・剣神 :『ククク、馬鹿め。そんな正攻法で行くから駄目なんだよ。こういう風に婉曲的にチチって言えばいいんだよ
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