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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第101話 火炎石
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怒りの声もすごいけど、ナツの言った事もすごい・・・

ナ「そんな石、粉々に砕いちまえばいいだけだろ。」

ナ以外「えっ?」

ナツ以外の全員の目が点になる。

ナ「そうすれば、誰にも害は及ばねぇだろ。俺ってあったまいいっ!!」

な、なんか、勝手に1人で自画自賛してるんですけど・・・?

ウェ「確かに、ナツさんの言うとおりですね。」

ハ「あい!」

ナ「だろ!!」

まぁ、単純的に考えれば、結構いい案ね。

リョ「残念だがナツ、お前の案は無駄だ。」

リョウがきっぱりナツの案を否定する。

ナ「何でだよリョウ!!」

リョ「まぁ見てろ。」

リョウはエルザから火炎石を取ると、地面に置き、直ったばかりの『天力剣』と『銀覇剣』を抜いて、

リョ「2剣流・・・天翔切ッ!!」

青白い光を放った2本の聖剣(エクスカリバー)で、火炎石を真っ二つに・・・切れなかった・・・火炎石には傷1つ付いていなかった。

ト「リョウさんの剣裁きが効かないなんて・・・」

ナ「いかれてるぅっ!!」

ル「違うでしょっ!!」

まぁとにかく、これでナツの案は呆気なく水の泡に。

エ「火炎石をどうするかは、明日、私とリョウがマスターと話し合って決める。今日はみんな家に
帰ろう。」

ル「エルザが持ってて平気なの?その石・・・」

私が火炎石を見ると、まるで笑ったように少しだけ赤く輝いた。

エ「心配するな。私は女子寮に住んでいるし、ここにいる私たち以外の者は、私が火炎石を持っている事は知らないからな。」

ル「そ、そうだよね・・・」

エルザはそう言うけど、私は不安でいっぱいだった。

ユ「それじゃあ、私たちはこっちだから。」

ウェ「また明日、ギルドで。」

私たちは、それぞれの自分の家に帰って行った。
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