第101話 火炎石
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よっ!!」
ユ「OK!!」
私はユモと一緒に病院を飛び出し、全力疾走で女子寮に向かった。
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女子寮に着いて、真っ先にマヤの部屋に入ると、カーペットとカーテンとベッドだけが整えられていて、床には4〜5個のダンボール箱があった。私とユモは、手分けしてダンボール箱の中を全部調べたけど、ニーナとノーナの人形はどこにもなかった。
ユ「おかしいな。ナツとハッピーの話だと、前の家では棚の一番上に並べて飾ってあったらしいけど・・・」
棚を見ても、それらしき物は見当たらない。いったいどうゆう事?その時、
シャ「ルーシィ!ユモ!」
シャルルが飛び込んできた。
シャ「マヤが目を覚ましたわよっ!!」
ル&ユ「本当!?」
シャ「急いで病院に戻るわよっ!!」
私はシャルルに服を掴んでもらい、ユモは氷で翼を造形して、病院に直行した。
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ル&ユ「マヤ!?」
最初来た時と同じように、荒々しく音を立ててドアを開けると、マヤはベッドの上で病院食を食べていた。
マ「ふぁっ!ふーひぃとふほ、ふぁっほぉ〜♪(あっ!ルーシィとユモ、ヤッホ〜♪)」
ト「マヤさん、食べてからしゃべって下さい・・・」
マヤは思った以上に元気そうだった。よかったぁ〜。
マ「ふぁっふぁひ、ひょうふんひょひゅはふぁひゅい。(やっぱり、病院食はまずい。)」
だから、食べてからしゃべりなさい・・・
エ「マヤ、昨日の夜、何があったか話してくれないか?」
マ「いいよ。」
マヤはすんなりOKすると、話し始めた。
マ「私、全然寝むれなくて、ずっと寝返りを打ってたら、ダンボール箱が独りでに動いて、恐る恐る開けたら、ニーナとノーナの声が聞こえて、気づいた時には目の前に人間の姿になったニーナとノーナがいたの。」
ショ「でも、ニーナとノーナに掛けられていた魂(ソウル)は解けたはずじゃ・・・」
マ「魂が解けた後、一度だけ人間の姿になる事が出来て、願いを1つ叶える事が出来るって、ニーナとノーナは言ってたよ。」
願いを1つだけ・・・もしかして・・・!!
グ「ニーナとノーナは、その願いで火炎石を取り出したのかよっ!?」
マ「うん。」
す、すごい・・・
ル「で、でも、ニーナとノーナは・・・?」
マ「願いを叶えた後、消えちゃった
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