暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第101話 火炎石
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ギルドに行ったら、ミラさんに、

ミ『マヤが、マヤが倒れて入院したって・・・』

と聞いて、私は全力疾走でマグノリア病院のマヤがいる病室に駆け込んだ。

ル「マヤ!!」

荒々しく音を立ててドアを開けると、私以外の最強チームは全員揃っていた。ベッドにはマヤが寝ていた。

エ「ウェンディの治療もあって、すぐに病院に運んだから、命に別状はない。」

ル「よかったぁ〜。」

私はへなへなぁ〜とその場に座り込む。

リョ「夜に何があったんだ?」

ウェ「夜中の2時過ぎくらいに、マヤさんの雄叫びが聞こえて、急いで駆けつけてみると・・・」

シャ「マヤが四つんばい状態になってたってわけ。」

なぜ、四つんばい状態?

エ「で、マヤの右手にこれが・・・」

エルザが私たちに見せたのは、炎のように赤い卵くらいの大きさの石。

ナ「何だこれ?食いもんか?」

ハ「絶対違うと思うよ。」

私もそう思うわ。すると、私の横に立っていたショールが目を見開いて、震える指先で赤い石を指差すと、

ショ「こ、これ、火炎石だっ!!」

ショ以外「えぇぇぇぇぇっ!!!??」

え、でも、マヤの体内に埋め込まれていたんじゃ・・・

ト「マヤさんが、自分で取り出したって事ですか・・・?」

グ「トーヤの言うとおりなら、どうやって取り出したんだよ・・・」

ますます謎が深まっていくばかりだわ。

エ「ユモは何か気づかなかったか?隣の部屋なら、何か聞こえたんじゃないか?」

ユ「う〜ん・・・あ、そういえば、マヤと誰かがしゃべっているみたいだったけど・・・」

夜中の2時過ぎにっ!?

ナ「そのマヤとしゃべっている奴等、誰か分かんねぇかっ!!」

ナツがユモの両肩を?んですごい勢いで上下に揺らす。

ユ「た、確か・・・ニーナとノーナって、言ってたような気が・・・」

ユ以外「ニーナとノーナ!!!??」

モミジ村で、行方不明の人々を捜すために乗り込んだギルド、硝子の人形(クリスタルドール)にいたあの双子の人形の事!?

ウェ「あの事件の後、村の人たちに燃やされそうになったところを、マヤさんが引き取ったんですよね。」

リョ「そういや、引っ越しする時に、ダンボール箱の中に入ってたぞ。」

ニーナとノーナが関係してるのかしら?ナツはユモの肩から手を放すと、

ナ「俺、マヤの部屋見てくるっ!!」

病室を飛び出そうとするナツのマフラーを慌てて掴んで引き止めた。

ナ「うおっ!!何すんだルーシィ!!」

ル「マヤの家は女子寮よ、あんたが勝手に入ったら大変な事になるわよ!ニーナとノーナの事は、私とユモが調べてくるから。マヤが目を覚ましたら真っ先に教えて!!ユモ、行くわ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ