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少年は魔人になるようです
第61話 エキシビジョンが始まるようです
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げて静かにしてるなんてらしくねェぞ!!」

「ハ、ハ………ハハハハハハハハハハハハハ!!

フッ、ハハハハ!アッハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」


ナギは驚いた顔をしたと思ったら、次には大笑いした。・・・・・・・情緒不安定?思春期?

そうだったら安心と言うか納得と言うか。


「ク、クククク……あー、そうだそうだ、そうだった。すっかり忘れてたぜ。

難しい事考えるなんて、らしくなかったな!」

「それでこそ鳥頭だ!来いよリーダー!!」

「言われなくても!」


残り四秒。二秒で全開まで行く所を、それを超えて力を凝縮させる。今残っている、ありったけを込め・・・!!


「「ぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
ズドンッッッ!!

―――パキャァァァアン


互いの右ストレートが頬を捉え、衝撃の余波が後ろに溢れ障壁が完全に壊れる。


「ぐっはぁ………。」「うぐぁ………。」
ドサドサッ
『両者ダゥゥゥウウーーーーーーーーーーーーーーン!!』

「ひ、久々に痛かったぜ……。」

「―――なぁ、愁磨。お前ら何企んでんだ……?」


カウントが進む中、倒れたまま質問して来るナギ。お前ら・・・この場合、俺と造物主(ツェラメル)の事か。


「俺は、そうだな……。世界を救う救世主、とまでは言わないが。

俺に出来る、魔法世界の生きるモノ全員を救う唯一の方法。そう信じてる。」

「あー、そうかい。なら、精々頑張れよ。俺も、もう少し頑張るからよ。」

『8! 9! 10!両者起き上がれず、ドロォォォォオオオオオ!!』

「ウチの息子に、よろしくな。」


決着と同時に、どこかへと転移したナギ。後は・・・やっぱり追えないか。


『これより、授賞式に移ります!』


今はナギより・・・ネギと超、麻帆良の連中の方が先か。

Side out


Side ネギ

『―――優勝したネギ選手へ、開催者超 鈴音から賞金1000万円が手渡されます!』

「フフフ、不満そうネ?ネギ坊主。」

「いえ、そんな事は……。」


僕が目を覚ますと、エキシビジョン―――愁磨さんと父さんが戦ったらしいけれど、一瞬も見れなかった。

――が終わってて、更にアリアさんが反則を取られて、僕が優勝していた。


「(腑に落ちない、なんてものじゃないよ。気を失ってる間に全部終わってるし、アリアさんには睨まれるし……。)」

「麻帆良新聞部です!優勝したご感想は!?」

「優勝賞金の使い道は!?」


カメラとマイクを持った人達がワラワラ集まって来る。こ、これは・・・。


「い、インタビ
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