暁 〜小説投稿サイト〜
WvsA‘s ジ・ビギンズナイト
Nとの遭遇・朝練という名の死闘
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
なのは達が気が付がつくと同時に大技を繰り出すW。このままではフィリップが巻き込まれる…そう判断したなのはは決断をした。

「いこう!レイジングハート!セェェト・アァァァップ!!」

彼女は茂みから飛び出すと桜色の光に包まれ白い服に変化する。これは『バリアジャケット』と呼ばれるモノであり、いわば防護服だ。レイジングハートも赤いビー玉の待機形態から白い杖の本来の姿になる。


「バインド!!」


なのははそねまま背を向け無防備なWに拘束をかけ、現在に至るのであった…。





「なんじゃごりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

『やめろ、翔子!死亡フラグだ!!』

パニック状態になるW。

『マスター!彼の使用していたのは高出力の質量兵器です。ここは注意しながら話を訊きましょう。』

「そうだね、レイジングハート。」

ジリジリとレイジングハートを構えながら迫るなのは。

「ん?」

さっきまで絶叫していたWだがなのはを見て動きが止まる。

『き…君は…?』

「なのはちゃん?」

「うぇ!?私の名前知ってるの!?」

Wが自身の名前を知ってるのを驚くなのは。実際、仮面のせいで素顔は見えないし、フィリップは意識だけWに転移してきているので気がつく術は無い。

「どうしたのその格好?コスプレ?」

「なっ!?コスプレじゃないなの!!正真正銘の魔法少女なの!!」

「駄目だ…頭までイカれているようね…。」

『マズイ!!翔子、彼女は正真正銘、魔導士だ!!』

「フィリップ…アンタまで…」

翔子は哀しげな声を出す。そして、フィリップはここで大きなミスを犯してしまった…。








「翔子ちゃんなの…?」

「『あ』」

何とあろうことか自ら正体をばらしてしまった。
「フィィリィィィィィィィィップ!!」

『ごめんなさーい!!』

「なら、話は早いなの。」

Wとの距離を詰めるなのは。

「大人しくしててほしいなの。きっと悪いようにはしないから。友達としてのお願いなの…。」

「うぐぐ…」

このまま投降すれば恐らくかなり面倒なことになる。しかし、現段階では打つ手は無いと現すように膝をつくW。

「ごめんね…多分リンディさんもわかってくれると思うから。」

そしてWとの距離がほぼゼロになった時…









「ゴメン…」





『ヒート・ジョーカー!!』

「にゃにゃ!?」

Wはボソッと呟くとまだ自由の効く右腕でメモリチェンジし、ヒートジョーカーとなるとバインドを焼き切り熱気を放ちなのはを退ける。

『ルナ・ジョーカー!!』


今度はルナジョ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ