Nとの遭遇・朝練という名の死闘
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なのは達が気が付がつくと同時に大技を繰り出すW。このままではフィリップが巻き込まれる…そう判断したなのはは決断をした。
「いこう!レイジングハート!セェェト・アァァァップ!!」
彼女は茂みから飛び出すと桜色の光に包まれ白い服に変化する。これは『バリアジャケット』と呼ばれるモノであり、いわば防護服だ。レイジングハートも赤いビー玉の待機形態から白い杖の本来の姿になる。
「バインド!!」
なのははそねまま背を向け無防備なWに拘束をかけ、現在に至るのであった…。
「なんじゃごりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
『やめろ、翔子!死亡フラグだ!!』
パニック状態になるW。
『マスター!彼の使用していたのは高出力の質量兵器です。ここは注意しながら話を訊きましょう。』
「そうだね、レイジングハート。」
ジリジリとレイジングハートを構えながら迫るなのは。
「ん?」
さっきまで絶叫していたWだがなのはを見て動きが止まる。
『き…君は…?』
「なのはちゃん?」
「うぇ!?私の名前知ってるの!?」
Wが自身の名前を知ってるのを驚くなのは。実際、仮面のせいで素顔は見えないし、フィリップは意識だけWに転移してきているので気がつく術は無い。
「どうしたのその格好?コスプレ?」
「なっ!?コスプレじゃないなの!!正真正銘の魔法少女なの!!」
「駄目だ…頭までイカれているようね…。」
『マズイ!!翔子、彼女は正真正銘、魔導士だ!!』
「フィリップ…アンタまで…」
翔子は哀しげな声を出す。そして、フィリップはここで大きなミスを犯してしまった…。
「翔子ちゃんなの…?」
「『あ』」
何とあろうことか自ら正体をばらしてしまった。
「フィィリィィィィィィィィップ!!」
『ごめんなさーい!!』
「なら、話は早いなの。」
Wとの距離を詰めるなのは。
「大人しくしててほしいなの。きっと悪いようにはしないから。友達としてのお願いなの…。」
「うぐぐ…」
このまま投降すれば恐らくかなり面倒なことになる。しかし、現段階では打つ手は無いと現すように膝をつくW。
「ごめんね…多分リンディさんもわかってくれると思うから。」
そしてWとの距離がほぼゼロになった時…
「ゴメン…」
『ヒート・ジョーカー!!』
「にゃにゃ!?」
Wはボソッと呟くとまだ自由の効く右腕でメモリチェンジし、ヒートジョーカーとなるとバインドを焼き切り熱気を放ちなのはを退ける。
『ルナ・ジョーカー!!』
今度はルナジョ
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