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WvsA‘s ジ・ビギンズナイト
Nとの遭遇・朝練という名の死闘
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に憂鬱になる。
『文句垂れないで、締めだよ!』

「ヘイヘイ…」


Wは再びサイクロンジョーカーに戻りサイクロンメモリをベルトの右側に設置されている『マキシマムスロット』に挿入する。


『サイクロン・マキシマムドライブ!!』


電子音声が鳴り響くとサイクロンメモリの出力が上がり、緑色の竜巻がWを包む。

「『W、サイクロンエクストリーム!!』」

必殺技名を叫ぶと同時にWの目の前に(斜線上に)黒いマネキンらしきものが精製された…。

「『はあ!!』」

そして、それには必殺のライダーキックが叩きこまれ塵に還る。

「今のは?」

『駄目だ、48だね。マキシマムに呑まれすぎだ。』

「…orz」

地面に手をつき落ち込むW。


やれやれ…』

フィリップとの約束さたその後、宗吉から『まずは訓練』という指示からこうして朝から特訓している訳だがやはり、結果は芳しく無いようだ…。

『翔子、ここらで引き上げよう。』

「わ…わかったわ…。」

Wドライバーに手を掛けようとしたその時…





ビュン


「うぇ!?」

『なっ!バインド!?』

突然、Wの体に桜色の拘束具が巻き付く。

「こちら、時空管理局嘱託魔導士高町なのはです!!大人しく武装を解いて投降してください!!」










数分前…

高町なのはもこの公園を訪れていた…。

「今日はどうだった?」

『79点です。大分安定感が出てきましたね。』

「いや〜それほどでもないよ〜。でも、もっと頑張らないと…」



相棒である『レイジングハート』と会話しながら帰宅ルートに入ろうとした時…

『サイクロン・ジョーカー』!!

ドン

「あれ?何か聞こえたような…?」

『サイクロン・メタル!!』

『向こうからのようです。』

「いってみよう、レイジングハート!」

『オーライ、マスター。』

なのはは物音の聞こえた方向へ走っていく…。

そして、彼女が見たのは…

「何あのピカピカ半分この人?」

ひたすら的を破壊しているWであった。


『ルナ・トリガー』!!


「あ!色が変わった!」

なのはは茂みに隠れながらWの様子を伺う。Wはそんなことにも気が付かずトリガーマグナムの引き金を引き、黄色い弾丸が幾つも放たれ的を全て迎撃する。


『マスター!あれを!!』

「え?」

レイジングハートが指示した方向を向くなのは。そこには…

「フィリップ君!?」

何と気絶しているフィリップが倒れていた…。


『サイクロン・マキシマムドライブ!!』


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