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WvsA‘s ジ・ビギンズナイト
屋上でお話・Nの勘違い
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ってんの?アリサ、すずか、なのは?」





びくっ





観念したのか出入口から姿を現す人影。隠れていたのはなのはとアリサとすずかであった。



「あ〜あ、バレちゃった。」



「アリサちゃんがうるさいからだよ。」



「にゃははは…」



翔子は三人を正座させる。

「で?何で人の話を盗み聞きなんてしてたのかな?」



翔子は笑顔で聞いた。



「翔子ちゃん…目が笑ってないなの…」



震えるなのは…。



「いや〜私とすずかは愛の告白タイムと聞いて…」



「ほう…誰から?」



「「コイツです。」」



アリサとすずかはなのはを指差す。この時、アリサとすずかはなのはを人柱にして助かる道を選んだ。



「あ、アリサちゃん!?」



なのはは自分が犠牲にされた事に気が付く…。実際、アリサの言っていることも嘘ではないのだか…



「へぇ〜」



「ひっ!?」



なのはを指を鳴らしながら睨み付ける翔子。アリサとすずかはそそくさにその場を去る。



「さ〜て、なのは…O★HA★NA★SHIしましょうか…。」



「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

数分後…







なのは【反応がない。ただの幼女のようだ…】





「成る程…大体わかった…。」



なのはにO★HA★NA★SHIをした翔子。その後、フィリップは昨日、宗吉がシグナムらに説明したことを翔子に説明。ある程度、理解が得られたようだ…。



「でも分からない事がひとつある。」



「?」



「翔子、君は何故メモリを使おうと思った?」



翔子は数秒間気難しそうな顔をすると…









「『運命』…かな?」



「はあ?」



翔子の答えはまた何とも言えないものだった。



「私自身も妙な事を言っているのは解る。だけど…あのベルト(Wドライバー)とジョーカーメモリを見た時、そして、変身した時にやらなきゃいけない…って感じたんだ…。それに…」



翔子は付け加えるように



「見捨てたくないから…。手が届くなら掴みたいから・・・」



「…」



フィリップは翔子の言葉に思考と納得していた…。



(やはり彼女は…『切り札の子』だ…。)



フィリップは心が高揚していく感
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