第1話 ログインと出会い
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う言うとミコトの口から意見が飛んできた。
「あなたまだ何も情報が無い武器を自分の武器なんかにしちゃっていいの?何があるのか分からないのよ?」
こう言われたがもう俺の意見は決まっていた。
「あぁ俺の武器はこれにするよ」
「わかったわ。あなたは馬鹿なのね・・・同情するわ・・・じゃぁ早くこれを買ってモンスターを倒しに行きましょう」
「同情しないで!?」
まぁ言い合いはこの辺にしてそろそろ買うとするか。よくよく見るとこの剣は装飾などが意外とこっており高そうに見える。お金足りるかな?まぁ支払いに行ってみますか。
「これ買まーーす!」
そしてこの店の店主が反応する。
「あぁそれ買ってくれるのかい?いいよ、いいよ無料でもらっていってくれ。今までも買おうとした人はいたんだけどねぇ持つことすらできなかったんだよ。」
「なんで装備できないの!?なんで?なんで?」
俺がふと気が付くとミコトが俺のほうを呆れた表情で眺めていた。
「一回装備できるか試してみればいいじゃない。馬鹿なの?」
はいはいミコト様今やりますよーーこの発言は心の中に留めておくことにします。いったらまずいことになる。
「よし。んじゃぁやってみるよ。」
アイコンを操作し今、手に持っている魔剣クダラを装備してみるその瞬間俺に変化が訪れる・・・訳ではなく普通に装備できた。
「おぉその剣を装備できるのか。あなたは凄腕の剣士か何かなのでしょうか?その剣は差し上げます。どうぞ使ってください」
おい店主急にしゃべるなっ誰かと思ってビビっただろうが・・・
「あら普通に装備できたじゃない。実は誰でも装備できるんじゃないの?」
・・・そういわれると俺凄いんじゃねぇ?と思ってしまった俺が恥ずかしいじゃないか・・・
「まぁそんなことはどうでもいいじゃないか?モンスター倒しに行くんだろ?早く行こうぜ。」
「まぁそれもそうね行きましょうか。」
こうしてソードアート・オンラインのサービス開始から初めての出会いそして俺の物語が始まった・・・
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