暁 〜小説投稿サイト〜
ストライクウィッチーズ1995〜時を越えた出会い〜
第十九話 記念写真
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
だけが響く車内に混じる嗚咽を聞き咎める者は誰もいない。
 誰もが車の揺れに身を任せ、心地よい沈黙に身を浸していた。

(ああ、501部隊の皆に逢えてよかった――)

 いったいどれくらい車を走らせただろうか?
 ゆっくりと眠りの中に意識が沈んでいくのを感じながら、和音はそっと写真を撫でる。
 この出会いに感謝しよう。たとえ他の誰に何を言われようとも、この出会いはきっと生涯の宝になる。
 いよいよ疲れ果てて眠ってしまうまで、和音は決して写真から手を離すことはなかった――

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ