第11局
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。私にとっては今の私が私のすべて。今の私はヒカルの弟子で、弟子としては師匠においていかれたくないの。だから、前の私のことは気にしなくていいんだよ。」
そう言いながら、屈託なく笑うあかり。
そんなあかりを見ていて、ヒカルは決めた。
「よし、葉瀬中の創立祭、行ってみよう。確かに佐為の言うとおりだ。考えていてもわからねえや。」
「うん、わかった!」
―お祭りですか、楽しみですね!
「少なくとも、座ったまま考えただけで決めるのはだめだよな。碁は打たなきゃ始まらないもんな。」
そう告げるヒカルに、佐為は優しく微笑んでいた。
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