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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第05話
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ンじゃね?
さっきと同じ条件だった。フラグが立ちまくりだった。
突如動きを止めた俊吾。鈴も途中でその理由に気づき
「大丈夫よ、セシリアよりは絶対に美味しいから」
と言った。俊吾はその言葉を疑ったが、どうでも良くなった。早く口直しがしたいのだ。じゃないとまずい。
俊吾は、鈴に渡された箸を使い、酢豚を一口食べた。
程よく効いた酸味、ほのかに香る野菜本来の旨み、肉もちゃんと下ごしらえしているようで柔らかく文句なしで美味しかった。そこら辺の定食屋で食べる酢豚とは味付けが違っていて、これが本場の味か……と俊吾は思った。
あ〜、一夏も羨ましいな……。こんなに料理がうまい幼馴染がいて。箒さんの弁当も『ザ・日本の弁当』って感じがしてすごく美味しそうだし。と言うか、うまいうまい一夏が言ってるし。そして、いつの間にか鈴さんもあっちに参加してるし。つか、さっきまでここにいたよね?移動するの早くない?
あ〜、爆発しねぇかな……。あのリア充爆発しねぇかな…………。
俊吾がそんな事を思っているとシャルルが近づいてきた。
「一夏、モテモテだね」
「まぁ、一夏はイケメンだからな」
「俊吾はモテないの?」
「いや、俺がモテるわけないだろ。一夏がイケメンのせいで俺の普通さが際立ってるし」
自分で言うのも悲しいものがあるけど。
「普通なら、さっきの実機授業の時、鳳さんを助けなかったと思うんだけどな……」
またそれか…………。そんなに、俺がヘマしたのを弄りたいのか……。やめて欲しいっす。
「普通は自分を犠牲にしてまで、誰かを助けるって今年ないと思うんだ。何で俊吾は鳳さん助けたの?」
「まぁ……単純に、鈴さんがあのまま落ちたら痛そうだなって思ったからだけど」
まぁ、本当の理由は別にあるんですけど。あ、この理由もちゃんと5割分はあるけどね。
「ホントにそれだけ?」
変に鋭い奴め……。
「それだけじゃないけど、言わないでおくよ。聞いて気分良いものでもないし。機会があれば話すよ」
「うん……聞けるの、楽しみにしてるね!」
楽しみにされても困るんだけどな……。ま、いっか。
シャルルは仕切り直しという感じで、また話し始めた。
「それと、僕思うんだけど、男の人の価値って顔だけじゃないと思うんだ。むしろ、性格の方が大きいと思う」
シャルルはどこか考えるように言っている。
「だから俊吾も自信持っていいと思うよ?」
微笑みながらシャルルは言った。
……………あれ、何か今背筋がゾワッてなったんだけど。これって女子苦手センサーが発動した時と一緒なんだけど…………。あ、あれか。シャルルが男の娘だから勘違いしたんだ。そうに違いない。
「まぁ、頑張
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