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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第05話
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ンっすか。俺たちが戦わされたのは、見せしめっすか。まぁ、良いですけど。
そう言われ、みんな各々の行きたい場所に散らばった。だが、大半はシャルルと一夏のところに行く。
まぁ、ですよね。一夏はイケメン、シャルルは美男子。そりゃあ、集中もしますわ。あ、俺のところはって?あはは、来るわけないだろ?何人か、遠くでこっちをチラチラ見てるけどな。まぁ、あいつらは一夏達の所に行きたいが、あまりに人が多いから妥協して俺のところに来ようとか迷ってるとかそんな感じだろ。
「デュノア君の専用機ってどんなの?」
「私、デュノア君の操縦みたいな〜」
「フランスってどんな国?」
俊吾がそんな事を考えている間、シャルルは女子からの質問攻めにあっていた。
「この、馬鹿者共!誰が固まれと言った!出席番号順に別れろ!!!」
千冬が見かねてそんな事を言っていた。みんなも渋々といった形で別れた。
俺のところに来た人達は可愛そうだね。だって、完全にハズレだもの。冴えない方の男子だもの。……自虐的になっていても虚しいだけだから、さっさと終わらせよう。
「あ〜、さっさと始めようか?」
「いいけど…………始める前に一つ質問いいかな?」
あら、早速不手際ですか……。厳しいな。え〜と、確か今話しかけてきた子は鷹月さん……だっけかな。
「さっきさ、鳳さんを助けたのってなんで?」
「何でって……そりゃあ、あのまま落ちたら鈴さんが痛いだろうなぁって思ったからだけど」
「怖く……なかった?」
「う〜ん、確かに怖かったよ?落ちて鈴さんにISの絶対防御のこと言われるまでそのこと忘れてたしね。だけど、分かってても俺は助けたかな、多分だけど」
最後の方は言ってて気恥ずかしくなったので、多分を付けた。本当は絶対助ける。
「じゃあ、最後にひとつだけ……鳳さんだから助けたの?」
「いや、別に鈴さんだから助けたってわけじゃないよ。あの状況だったら、誰でも助けたと思う。……じゃ、質問終わりだね。始めようか」
俊吾はその後、段取りに従い授業を終えた。
ちなみに、先程の鷹月の質問で俊吾の班の女子の俊吾への評価が『あいつ、もしかして凄い?』から『凄い……ちょっと格好良いかな?あ、でも一夏とシャルルには適わないけど』に変化した。
◇ ◆ ◇ ◆
丁度、お昼休み。一夏は食事に誘われていた。例によっての3人だ。それに一緒にお呼ばれされた、シャルルと俊吾。
ここは校舎棟の屋上。天然芝が敷いてあり、いい緑色をしている。空も同じく綺麗な青色をしている。ここで昼寝したら気持ち良いだろうな……と思っていた。
「さぁ、一夏さん。召し上がれ♪」
食事に誘われたいたというのは、三人でお弁当を作り一夏に食べさ
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