暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第05話
[3/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ビューしますので・・・・・」
黛先輩はそう言って、女子の大群を食い止めていた。ほう、一夏も中々考えるじゃないか。こんな事も出来たんだな。少し見直したわ。
一夏達はそのあとは、快適に第2グラウンドまで行くことができた。
「ふぅ、何とか着けた。デュノア大丈夫か?」
「な、何とかね。ははは・・・・」
まぁ、驚くだろうな、あの大群は。俺も驚いたもん。
「さて、早く着替えないと遅れるんじゃないか、一夏、デュノア」
俊吾は区切りをつけるようにそう言う。
「うん?あ、そうだな。早く着替えようぜ、二人共」
「いや、俺はもう終わってるけど」
「早っ!俊吾早いな!じゃあ、デュノア早く……」
「僕も終わったよ」
「二人共早いよ!くそ、俺も早く着替えないと!」
一夏は服を脱ぎだした。さて、俺はもう行こうかな……。遅れて織斑先生の出席簿という名の凶器攻撃受けたくないし。
「さて、デュノア行くか」
「そうだね、そろそろ行かないと遅れるもんね」
「ま、待って二人共!」
「あ、大海君。僕のことはシャルルで良いよ」
「そうか?なら俺も俊吾でいいぞ」
「ちょ、マジで待って二人共……」
余裕の二人に対して、切羽詰まっている一夏。この後、一夏だけが出席簿アタックを食らったのは明白である。
◇ ◆ ◇ ◆
「さて、集まったな」
みんなが集まったのを見計らって千冬はそう言った。2クラスの合同授業なのでかなり人数がいる。
「では、今日は最初に模擬戦を行う。人選はそうだな…………大海、鳳!前に出ろ!!!」
え、何で俺?しかも、何で相手が鳳さん?
「あの、織斑先生?この人選は一体?」
「まぁ、待て。その理由は直ぐに分かる」
そのまま少し待っていると、空から声が聞こえた。
「ど、どいてくださ〜〜〜〜い!!!」
この声は……山田先生?山田先生が目視出来るんけど…………あれ、機体制御出来てないよね?あのままだと墜落…………。
俊吾がそう思った矢先、本当に墜落した。一夏を下敷きに。
ドカーーーーーーーーーーン!!!
もの凄い土煙が立つ。そして、何故だろう。いい予感はしない。
土煙が晴れると、一夏と麻耶が確認できる。一夏は白式を展開しており、怪我はしていない。が、問題があった。体勢である。一夏が麻耶を押し倒す形になっている。そして、右手で胸を鷲掴みしている。
ほら、言ったじゃないか。一夏は絶対に爆弾を投下するんだよ。
「……んん?」
一夏が意識を取り戻したようだ。そして、立ち上がろうとして手に力が入る。
「ああん」
「え?」
一夏はまだ状況がつかめていないようだ。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ