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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第118話】
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に心配される筋合いはない!」――という反抗期まっしぐら、何だか前のタッグトーナメントで俺とシャル相手に負けてから更に壁が出来た気がする。
美冬にも未来にも、辛辣に対応し始めてる為徐々に声をかけづらくなってきたって言ってたよな……。
――てかあいつら二人とも静かだが、一体何をしてるんだ?
そう思い、席を立って前の席を覗き込む――美冬と未来は俺の前の席だから様子を見ようと思えばすぐに見られる位置だった。
「チェック」
そう言い、コンコンとバスの座席の硬い部分を人差し指で叩き、美冬が言った――ポーカーをしているようだった、それも未来と一対一で。
「……うーん、レイズ」
そう未来は言い、チップ代わりなポテトチップスをポーカーチップにして出していた。
……ここで一夏なら、わけのわからない下らない洒落を言うのだろう――あれにはうんざりする。
何せドヤ顔で言うのだからウザい――そして面白くなければつまらないし、説明されなきゃわからないのばかり。
……とりあえず邪魔しては悪いと思い、着席すると同時に――。
「そろそろ目的地に着く。全員ちゃんと席に座れ」
そんな織斑先生の言葉がバス内に響くや、ささっと皆がそれに従い、席に戻った。
指導力というよりも、出席簿で叩かれない為であろう――たまにだが、本当に織斑先生って指導力あるのかなと疑問に思うことがある。
――まあ、ちゃんとした時には采配してくれるのだと思うのだが。
そんな風に考えていると、バスは目的地である旅館に到着――親父や母さんが乗った大型トラックも、専用の駐車場に停めて、バスの旅が終わり、俺達はバスを降りた――。
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