番外編4 リョウ編 『嵐真剣』
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俺は1人、ギルドのテーブルで、
リョ「う〜ん・・・やっぱり1本じゃ不便だな。」
自分の聖剣(エクスカリバー)を見て唸っていた。読者のみんなは覚えているか?リグリション島で、俺の剣がファイターに壊されたのを。まさか聖剣を壊す事が出来る魔道士がいるとは思わなかったぜ・・・1本だけでも戦えるんだけどよ、やっぱり強敵だと2本の方が絶対有利なんだ。ファイターに壊されたのは『天力剣』だ。あ、ちなみに聖剣にはそれぞれ名前がある。俺が持ってる2本の聖剣は、『銀覇剣』と『天力剣』だ。世界に聖剣は全部で7本ある。その内のの2本は俺が所有していて、残りの5本は他の誰かが所有してるか、どこかにある。俺は聖剣を全部集めてやるつもりなんだ。それにしても、
リョ「早く直らねぇかな、『天力剣』」
『天力剣』は今、修理に出してるんだ。粉々になっちまったから、元通りに戻すのは大変だと思うけどよ、もう1ヶ月は経ってるんだぜっ!!いくら何でも遅すぎるぞっ!!その時、リリリリリリリリッ!!リリリリリリリリッ!!とバーカウンターにある電話がけたたましく鳴り響く。ミラが即座に受話器を取る。
ミ「はい、妖精の尻尾です。・・・はい、分かりました、伝えておきます。それでは。」
ガチャンッ!!と音を立てて受話器を置くと俺の方を向いて、
ミ「リョウ、修理に出していた『天力剣』が直ったから取りに来て下さいってゆうお店のオーナーさんからの電話よ。」
リョ「ほんとかぁっ!?んじゃさっそく行って来るわっ!!」
俺はいすから立ち上がり、ギルドを飛び出して全力疾走でお店に向かった。
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リョ「ありがとうございましたっ!!」
俺は店から出ると、直ったばかりの『天力剣』と『銀覇剣』を太陽の光にかざす。太陽の光に反射して、いつもより輝いて見えた。
ル「リョウ〜〜〜!!」
声がした方を向くと、遠くからルーシィが走って来るのが見えた。ルーシィは何かを持っている。細長くて、布に包まれている。
リョ「どうしたんだルーシィ?それに、何だその布に包まれたやつ?」
ル「開けてみて。」
ルーシィからそれを受け取って、布をそっと取る。少しかび臭い臭いがした。中からでてきたのは・・・
リョ「!!こ、これって・・・!!」
それは1本の剣だった。しかもただの剣じゃない。聖剣の1本、『嵐真剣』だっ!!
リョ「ど、どうしたんだこれっ!?」
ル「パパの遺産なの。」
ジュードさんのっ!?何でジュードさんが聖剣を・・・
ル「私がまだ産まれてない頃、パパが洞窟
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