番外編3 ユモス編 格闘への道
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マグノリアの空にはマヤの瞳みたいな大きなオレンジ色の夕日が昇っていた。私は八百屋さんの前で足を止めると、夕日の光に照らされている真っ赤なトマトを指差して、
ユ「おじさぁ〜ん!これ下さぁ〜い!!」
お「あいよ!ユモちゃんいつもありがとうね〜。お礼に少し安くしとくよ。」
ユ「ありがとう、おじさん!」
新鮮な野菜はおじさんのところで買うのが一番!!今日は何作ろうかな〜?青い手提げ袋を持ちながら今日作る夕飯の事を考えていると、
?「キャアーーー!!!」
ユ「!!?」
路地裏から悲鳴が聞こえた。私は興味に引かれ、興味心身にこっそり路地裏に入っていった。声がした方に行くと、1人の女性が3〜4人ほどの男に囲まれていた。たぶん、ナンパだ。
男1「なぁなぁ、俺たちと一緒に遊ぼうよ〜♪」
女1「や、止めて下さいっ!!」
男2「ちょっとぐらいいいじゃねぇか〜♪」
女1「わ、私、親が待っているんですっ!!」
男3「家族の事なんか気にしないでよ〜、あんただってすぐに親の元を離れて暮らすんだ。今のうちに慣れた方が得だぜ☆」
1日でも長く『家族』と過ごせるなんて・・・これ以上の『幸せ』はないよ・・・
男3「さぁ行こうぜ☆」
女1「だ、誰か!助けてぇーーー!!」
強引に女の人を誘おうとするバカな男。もう見てられないっ!!
ユ「こんにちは〜。」
ユ以外「!!?」
私はまるで通りすがりのように姿を現した。3人のナンパの前で足を止めると、
ユ「1人の女性をそうやってナンパするのはよくないと思いますよ。」
男1「あぁん?ガキのくせして俺たちに説教か?」
ユ「ガキじゃありません。17歳です。」
男2「俺たちは22歳だ!20歳以下の人間は全員ガキなんだよっ!!」
いい年してナンパとは。呆れて言葉も出ないよ。
ユ「とにかく、その人を放してくれませんか?」
男3「そう簡単に放すわけねぇだろ。」
男1「俺たちの前に立ちはだかったのを後悔しやがれ!!おらぁぁぁっ!!」
女1「危ないっ!!」
男の1人が私に殴りかかってくる。見知らぬ人間相手に、我武者羅に腕を振り回すのは危ないよ。私はその男の拳を片手で受け止める。
男1「なっ!!」
ユ「私に殴りかかろうとしたのも、後悔した方がいいですよ。」
私はそのまま男を背負い投げでノックアウト!!
男2「この野郎!!」
今度はそこら辺に落ちていた鉄パイプを持って私に殴りかかろうとした・・・が、
ユ「聞こえませんでしたか?私に殴りかかろうとすると、後悔するって。」
私は男の腹部に拳を1つお見舞いする。こちらもノックアウト!!最後の1人に顔を向けて、
ユ「あな
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