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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十五話 破滅の閃光 ★
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ないな。
ともかくチャージ完了前にあの魔力をゲイ・ジャルグで拡散……できるか?
あの大きさの魔力球だ。
ゲイ・ジャルグでついても大半の魔力はチャージ途中で放たれるだけのような気もする。
「士郎君!!」
「士郎! こっちに!」
なのはとフェイトが俺を呼ぶ。
ユーノとアルフは別方向に飛んでいく。
なるほど。
闇の書が狙っているのはなのはとフェイト。
そして、今まで戦っていた俺となるとユーノ達から離れた方がいいか。
幸いにもタラリアは履いたままだ。
アスファルトを蹴り、空に上がる。
「なのは、士郎、掴まって」
フェイトに俺となのはは抱きしめられるような形で闇の書から距離をとる。
「フェイトちゃん。こんなに離れなくても」
「至近で喰らったら防御の上からでも墜とされる。
回避距離をとらなきゃ」
さすがフェイト。
あの砲撃を喰らった事だけあっていい判断だ。
なのははもう少しあのふざけた威力を自覚するべきだと思うぞ。
そのまま距離をとっている時
「Sir, there are noncombatants on the left at three hundred yards.(左方向300ヤード、一般市民がいます)」
バルディッシュから信じがたい言葉が発せられた。
一般市民?
結界は問題なく張られている。
それがなぜ?
いや、考えるのは後だ。
「フェイト、なのは」
「うん。わかってる」
「勿論」
取り残された一般市民の方向に向きを変える。
その途中でバルディッシュがカウントを開始する。
スターライトブレイカーのカウントか。
だが、なのはのより時間がかかっている。
ベルカ式でありながらミッド式の魔法を使うからか?
どちらにしろ、カウントがゼロになる前に見つけ出さないと
「なのは、士郎。
この辺」
「うん」
「ああ」
フェイトが腕を放し、なのはと俺はアスファルトを滑りながら停止する。
アスファルトと擦れ粉塵が舞い、視覚を悪くする。
その中で周囲に視線を奔らせるながら気配を探る。
近くに走る様な足音がする。
音の大きさからまだ子供。
人数は二人。
「あそこか」
俺の視線を方向に粉塵でうっすらではあるが走る二人の女の子が見えた。
それを確認すると
「あの、すみません!
危ないですからそこでじっとしておいてください!」
なのはの声に足を止める二人。
粉塵が収まり見えたのは見覚えのある白い制服を着たアリサとすずかの姿。
「なのは?」
「フェイトちゃん? それに士郎君まで」
意外な
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