暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十五話 破滅の閃光 ★
[7/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
系が異なり理解が出来ていない。
一直線に踏み込んでくる士郎に対し、再び空に上がり距離を取ろうとした闇の書。
それを
「
停止解凍
(
フリーズアウト
)
、
全投影連続層写
(
ソードバレルフルオープン
)
!」
虚空より現れ撃ちだされる三十の剣弾。
それは闇の書を空へ上げさせないため、頭の少し上が狙われていた。
それにより空を飛ぶ事を止める闇の書。
その隙に接敵した士郎に握られている干将・莫耶の振り下ろしを横に跳び避ける。
(避けた?
ゲイ・ジャルクの事もあるから警戒しているのか)
ここまでシールドで防いでいた闇の書が初めて避けた事に自身の武器を警戒されている事を理解する士郎。
そのまま距離を取ろうとする闇の書に干将・莫耶を投擲する。
両側から迫る双剣。
このまま下がればその刃が自身の身を捕える事を理解すると同時に急制動をかけて止まる。
急制動をかけて止まってしまえば再び動くまで、わずかな硬直が出来る。
その隙を逃す士郎ではない。
アスファルトに突き刺さった先ほど飛ばした西洋剣を掴み、闇の書に踏み込み振りおろす。
それを
「纏え」
「Schwarze Wirkung」
魔力を纏った左の拳で剣の腹を殴り付け叩き落とす。
そのまま右の拳を振りかぶる。
(まずい、今の一撃で亀裂が入ってる。
次の一撃は持たない)
魔剣を捨て、強化した腕で拳を受け止める。
「ぐっ!」
アスファルトを削りながら滑っていく士郎。
その隙に再び、距離を取ろうとする闇の書。
そうはさせないとアスファルトを滑りながら横に跳び、ビルの壁を駆け、脳天から新たに投影した斧剣を叩きつける。
(これだけの質量なら叩き落とす事も出来まい!)
士郎の予測通り、それを横に跳ぶ事でかわしながら距離をとる闇の書。
「はあっ!」
アスファルトを粉砕した斧剣をそのまま横に薙ぎながら投擲する士郎。
斧剣と斧剣に砕かれたアスファルトが闇の書に迫るがそれをシールドを張り防ぎながら空に飛ぶ。
「言ったはずだ。空には上げさせんとな」
放たれる干将・莫耶。
二振りの剣は闇の書の横を通り過ぎ、上から迫る。
上から迫る刃を避けようと闇の書だが、その時聞えた風切り音で下に視線を向ける。
そこには下から迫る干将・莫耶。
(地上に降りて来た時握っていた方か)
アスファルトに転がっていた夫婦剣が上から闇の書に迫る夫婦剣に引かれたのだ。
上下から迫る四振りの刃をかわしきれないとシールドを張る闇の書
「悪いが爆破出来るのは斧剣だけではないぞ―――
壊れた幻想
(
ブロークン・ファンタズム
)
」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ