番外編2 ショール編 『予知』
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
トーヤが半幽人・・・まさか、本当だったとはな・・・俺はトーヤの正体を知っていた。いや、予測していたって言った方が正しいな。実は・・・悪の花(イーヴルフラワー)討伐に行く前日からその事を知っていたんだ。えっ?何で知っているのかって?・・・『予知』したんだ。簡単に言えば、シャルルと同じ能力が使えて、トーヤが正体を明かす瞬間を『予知』出来たという事だ。
ショ「何でいきなり・・・?」
手品(トリック)にもそんな魔法があるとは聞いた事ないし・・・マスターに聞いてみたところ、
マカ『う〜ん・・・手品を使う魔道士は数少ないし、珍しい魔法じゃ。情報も少ないからのぉ〜。わしも詳しい事は分からん。』
と言っていた。そんなに珍しいのか?はっきり言って、『予知』は便利だけど怖い。現実より早く認識できるのはいいけど、それが残酷な場面だったら・・・考えただけで鳥肌が立つ。
ショ「シャルルは、どんな気持ちで『予知』を見ているんだろう?」
明日聞いてみるか。
****************************************************************************************
次の日、
ナ「んだと垂れ目野郎。ポジティブ野郎。」
リョ「いい加減にしろよ変態カチコチパンツ。燃えカス単細胞。」
グ「ごちゃごちゃうるせぇんだよ吊り目野郎。バカアホリョウ。」
エ「お前たち、いい加減にしろっ!!」
ナ&グ&リョ「あいーーーーー!!!」
ハ「おいらの真似しないでよ〜。」
朝から喧嘩をしてるナツとグレイとリョウの3人。それを止めるエルザ。
ル「また喧嘩ァ〜?」
ユ「今度はどんな理由で喧嘩してるの?」
ウェ「ナツさんがグレイさんの足を蹴って、グレイさんがリョウさんにぶつかって、リョウさんがナツさんの顔を殴ってしまって・・・」
マ「うわぁ〜、ちっさ。」
シャ「相変わらず下らないんだから。」
ト「アハハハハハ・・・」
ルーシィたちも冷たいんだな・・・俺もトーヤと同じように、苦笑いしかできねぇ。そんな事より、
ショ「ウェンディ、トーヤ、ちょっとシャルル借りてくぞ。」
ウェ「えっ?あ、はい。」
ト「ど、どうぞ。」
2人の許可をもらったので、俺はシャルルを連れてギルドを出る。
シャ「ちょっとっ!!どこ連れて行く気よっ!!」
****************************************************************************************
俺はシャルルと一緒にギルドの裏庭に出た。シャルルが腕を胸の前で組んで、
シャ「で、何な
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ