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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
番外編2 ショール編 『予知』
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トーヤが半幽人・・・まさか、本当だったとはな・・・俺はトーヤの正体を知っていた。いや、予測していたって言った方が正しいな。実は・・・悪の花(イーヴルフラワー)討伐に行く前日からその事を知っていたんだ。えっ?何で知っているのかって?・・・『予知』したんだ。簡単に言えば、シャルルと同じ能力が使えて、トーヤが正体を明かす瞬間を『予知』出来たという事だ。

ショ「何でいきなり・・・?」

手品(トリック)にもそんな魔法があるとは聞いた事ないし・・・マスターに聞いてみたところ、

マカ『う〜ん・・・手品を使う魔道士は数少ないし、珍しい魔法じゃ。情報も少ないからのぉ〜。わしも詳しい事は分からん。』

と言っていた。そんなに珍しいのか?はっきり言って、『予知』は便利だけど怖い。現実より早く認識できるのはいいけど、それが残酷な場面だったら・・・考えただけで鳥肌が立つ。

ショ「シャルルは、どんな気持ちで『予知』を見ているんだろう?」

明日聞いてみるか。

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次の日、

ナ「んだと垂れ目野郎。ポジティブ野郎。」

リョ「いい加減にしろよ変態カチコチパンツ。燃えカス単細胞。」

グ「ごちゃごちゃうるせぇんだよ吊り目野郎。バカアホリョウ。」

エ「お前たち、いい加減にしろっ!!」

ナ&グ&リョ「あいーーーーー!!!」

ハ「おいらの真似しないでよ〜。」

朝から喧嘩をしてるナツとグレイとリョウの3人。それを止めるエルザ。

ル「また喧嘩ァ〜?」

ユ「今度はどんな理由で喧嘩してるの?」

ウェ「ナツさんがグレイさんの足を蹴って、グレイさんがリョウさんにぶつかって、リョウさんがナツさんの顔を殴ってしまって・・・」

マ「うわぁ〜、ちっさ。」

シャ「相変わらず下らないんだから。」

ト「アハハハハハ・・・」

ルーシィたちも冷たいんだな・・・俺もトーヤと同じように、苦笑いしかできねぇ。そんな事より、

ショ「ウェンディ、トーヤ、ちょっとシャルル借りてくぞ。」

ウェ「えっ?あ、はい。」

ト「ど、どうぞ。」

2人の許可をもらったので、俺はシャルルを連れてギルドを出る。

シャ「ちょっとっ!!どこ連れて行く気よっ!!」

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俺はシャルルと一緒にギルドの裏庭に出た。シャルルが腕を胸の前で組んで、

シャ「で、何な
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