暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
常盤台中学襲撃事件
Trick34_おかげで私は(汗で)ぐっしょりよ
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(開脚前屈の意味で)」

「柔らかい方がいい? 後ろから押してくる!?」

(柔らかい方がいいって、まさか胸のこと!? お尻のこと!?
 それに後ろからグイグイ押し込まれるって!?
 股関節が柔らかい!? 開いてなにしてるの!? M字開脚!? 挿れられる!?)

押してくると言ったのに内容が想像力もとい妄想力で変換されている。
そして目に浮かぶは淫らな姿の佐天涙子。
涙目で頬を赤く染めている。もちろんベッドの上で は だ か 。

「毎日毎日、足腰がガタガタになるまで(練習を)やるしね。
 おかげで私は(汗で)ぐっしょりよ」

「こ、腰がガタガタになるまでヤる!? グッチョリと濡れている!?」

「ちょ、涙子、なにヤってんのよ! 自分の体を(貞操的な意味で)大事にしなさい!」

「? そんなに心配しななくても大丈夫よ。自分から(A・Tを)やりたいって
 お願いした事だし、疲れるけどその疲れが気持ちいし楽しいもの」

「自分からお願いした・・・・」

「疲れるけど楽しいって・・・あんたどこまで汚れてしまったのよ・・・・」

「そんな、純粋で可愛い涙子はどこにいっちゃったの・・・・」

「????」

さすがに話がかみ合っていないことに気付いたが、何をどう勘違いしているのかは
全く分からずに佐天は首をかしげた。

「おはようございます。みなさん朝から集まって仲が良いですね。
 あれ、なんだか4人とも元気ないですけど、どうしたんですか?」

遅れて登校した初春が4人の所に来た。

しかし特訓の疲労で机に突っ伏している佐天と、勘違いで友人の貞操が汚されたことに
悲しんでいる3人が元気がないことに気付いた。

「私は特訓で疲れているからだけど、なんだかマコちん達は勘違いして暗い顔に
 なっているみたいなのよ。
 何を勘違いしているか分からないけど」

「? そうですか。あ、特訓と言えば佐天さん、調子はどうですか?
 うまくいってます?」

「バッチリ! と言いたいところだけど、鍛えてないせいですぐにダウンしちゃうし。
 でもでも聞いて初春!! なんと3階までの高さなら昇れるようになったのよ!!」

昇れるようなった、というのは壁昇り(ウォールライド)のことだ。

「すごいじゃないですか! 初めて昇った時は1メートルもできなかったって
 言っていたのに、数日でここまでなるなんてさすが佐天さんですね!!」

「へへへ、これも信乃さんのおかげだよ」

悲しんで黙っていた3人は、会話の中に知っている人物の名前が出たことで話に
入ってきた。休日にした特別実習で印象に残っている人を。

「信乃さん? それってこの前の風紀委員の人だよね。
 それに風紀委員の初
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