番外編1 トーヤ編 半幽人
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器』なんだよ。」
ブチッ!!今、僕の中で何かが切れました。僕はダイさんに歩み寄ると、
ト「あなたは、妖怪の事をどう思っているのですか。」
ダ「ただの魔法だと思って・・・」
ト「違いますっ!!」
地面に紫色の魔法陣がたくさん浮かび上がると、僕が契約してる妖怪やお化けたち、怪物たち全員
が姿を現しました。
エ「一度にこんなにたくさんっ!?」
ウェ「トーヤさん・・・」
僕は真っ直ぐダイさんを見つめると、
ト「妖怪たちは友達ですっ!!兵器でも盾でもないんですっ!!!」
ダ「こいつ等はもうこの世には存在しない奴等なんだよ。妖怪だけじゃねぇ、お化けや怪物、幽霊だってそうだ。」
・・・もう、この人に何を言っても無駄だ。実際に見てもらうしかない。
ト「ダイさん、あなたに見てもらいたいものがあります。」
僕の言葉に、お化けたち全員が目を見開きます。
て「まさかトーヤ、あれを見せるのかっ!?」
ショ「トーヤ、あれって?」
シャ「まさか・・・!!」
僕はウメさんからもらった幽封玉を首から外しました。すると、僕の周りが妖しく紫色に光りだしました。
ル「ちょ、トーヤ・・・?」
ユ「どうなってるの?」
ト「今から見ていただくのは、事実ですので。」
次の瞬間、僕の紫色の瞳は紫から赤色に変わりました。そして・・・
ト以外「!!!!!」
ウェ「トーヤ、さん・・・」
僕は頭から角が生え、目は赤く、足は・・・透けていました・・・みなさんは呆然とその場に立ち尽くしています。
ト「これが・・・僕の本当の姿、半幽人です。」
この姿はまだ誰にも見せた事はありません。ダイさんは腰を抜かしてしまいました。
ト「これで信じていただけたでしょうか?」
僕が問うと、
ダ「信じる!信じるから命だけは助けてくれぇぇぇっ!!」
僕は頷くと、ダイさんは一目散に逃げていきました。僕は幽封玉を首につけると、元の姿に戻りました。僕は後ろを振り返りました。みなさんはまだ驚いてるみたいです。そりゃそうですよね。今までずっと一緒にいた僕の正体が、幽霊だったなんて・・・しかもただの幽霊ではなく、半幽人なんですから・・・一番最初に口を開いたのはナツさんでした。
ナ「さぁて、ギルドに帰るか。」
ハ「あいさー!!」
ト「え?」
思わぬ発言に驚きました。普通はさっきの僕の姿にいろいろ聞くはずだと思いましたが・・・
ナ「おいトーヤ。」
ナツさんに呼び止められました。
ナ「お前が幽霊だとしても、俺等の仲間だとゆうことには変わりねぇからな。」
マ「幽霊の友達なんて最高だもんね☆」
みなさん、僕のこと、何も変に思っ
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