狂気的な彼女
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僕の性器は
彼女に噛みちぎられて
もうないんだ。
彼女に食べられちゃったんだよ。
なんで別れないのかって?
なんで警察にいかないかって?
愛してるからだよ。
それに尽きる。
…だから僕は
今回の車の中での彼女の話を
決して冗談とは思えなくて
変なこと言えないし
とりあえずスルーした。
「ほら、そうやってスルーするから。
邪魔したくなるのよ。
一緒に死にたいな。」
そう言いながら
遠い目をする彼女。
「たまに君の気持ちがわからないよ。
僕は君と一緒に生きていきたいんだよ。」
「どうして?
私が変みたいな言い方しないでちょうだいよ。
失礼しちゃうわ」
「変だよ。どう考えても」
「あっそ
貴方こそ変だけどね」
「僕は普通だよ。
どこが変?」
「じゃあなんで私を監禁してんの?
どうして私の両足を切り落としたのか
教えてちょうだいよ。
どう考えても普通じゃないでしょ」
「それは愛してるからだろ」
そんな僕達は今日も仲良しこよし。
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