暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第29話 高町家での日常
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いつもよりは楽かな」
「星って………ああ、零治の彼女その1か」
「その1って………勝手に順位付けるとライちゃんと夜美ちゃん怒るよ………」
「別に仲良い訳じゃねえし構わねえよ。さて………ごちそうさん」

そう言って食器を持って台所へ下げたバルトはそのままリビングのソファーに深々と座りテレビを付けた。

「バルトさん遠慮が無いの………」
「下手に遠慮されるよりはマシでしょ。ヴィヴィオちゃんはまだ食べる?」
「この後ケーキ食べるからこれくらいで良いや。ごちそうさま!!」
「ヴィヴィオちゃん、食べ過ぎは駄目だからね」
「分かってるよ………」

文句ありげな顔をするヴィヴィオだが特に何も言わずバルトの隣へと向かう。

「ヴィヴィオちゃん食べたらちゃんと食器を下げなきゃ駄目だよ」
「うん、分かってる〜」

そう返事をして動こうとしないヴィヴィオ。

「バルトさんは直ぐにやったよ」

そう言うとヴィヴィオはソファーから慌てて立ち上がりちゃんと下げるのだった。

「流石バルトさん!!」
「なのは、殴っていいか?」
「ごめんなさい………」















「ふぅ………駄目だ、完全に選んだ台を間違ったな………」

午後、なのはのOKが出たため近くのパチンコ屋へ向かったバルト。なのはがOK出してくれた事に驚いていたバルトだったが、『明日、遊園地へ連れていくんですから今日くらいは良いですよ』と聞き、納得した。
休みは3日なので、今日明日が終われば後は帰る準備をして六課へ帰るのみである。

「これじゃヴァイスの笑われるな………」

実は昼にあったメールで大当りを当てたと来ていた。それもかなり嬉しそうに。

「こうなったら話が出たら奢らせるか………」

何て思いながら歩いているとあっという間に翠屋へと着いた。

「いらっしゃいませー!!………ってあれ?バルトさん?」
「ん?なのは………じゃなくて星だな」
「はい、有栖星ですよ。髪が短いからあまり間違えられるのも少なくなりましたけど、やっぱり似てますよね………」
「まあな。ある意味美由希よりも似ているぞお前等。………彼氏は居ないのか?」

店を見渡し、ふとそんな質問をした。

「レイも来てますよ。ただ道場の方ですけど。今日はなのはも手伝ってくれるからいつもより長めに訓練出来るって言ってましたから気合入ってると思いますよ」
「訓練?」
「良かったら見に行ってみたらどうです?ヴィヴィオちゃんも見に行ってますよ」
「ほう………ちょっと覗いてみるか………」

星から話を聞いてバルトは店を出て高町家へと向かうのだった………












「おい」
「あっ、バルトお帰
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