第10話
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、柳司先輩は自分の正体を調べたりしないんですか?」
「あぁ、興味ないからな。それを気にしてくれるくらいなら、その分だけ清楚の正体を明らかにする事を考えてくれよ」
柳司くんはそう言い切って離れていった。
それを見て私も、大和くんに薦められて食堂へと移動する。
そこで聞かれたのは好きなものとか苦手な事とか、色々な事だった。
あとは昔どこで育ったのかとか、一緒に育った皆の事も少し。
代わりに風間ファミリーの皆の事とか、大和くん自身の事とかも教えてもらって、すごく楽しい時間を過ごすことができた。
その後は話題が本の事になっちゃって、食堂を追い出されるまで大和くんと話し込んじゃったけど。
失敗失敗。
「今日は楽しかったよ。ありがとね、大和くん」
「いや、こちらこそ長い時間拘束しちゃって」
「気にしないで。楽しく話ができて良かったよ」
気付くと夕暮れになるまで話しこんでいた私達。
途中まで一緒に帰った後は、分かれ道で携帯電話の番号を交換してから大和くんと別れ、私は家路についた。
頼もしい人達に悩みの解決を任せて、新しい友達との親睦も深められて、今日はすっきりとした気分で眠れそうな気がした。
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