第80話
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いうのも結構刺激的なのよね。」
そう言われてしまうと何となく辻褄が合っているように聞こえてしまうのだから不思議だ。
さらに上条と刀夜の親子は、同じテーブルに着いているお嬢様然とした詩菜や隣のテーブルに座っている秋葉を見て思った。
「いや、世の中にはそういう事例があってもおかしくはないのか?
どう思う、当麻?」
「まぁ、言われてみればウチだってそんな感じなんだし、それに恭介の秋葉さんも。
わざわざおかしいと叫ぶほどの事でもないの・・・かな?」
妙に納得した雰囲気が流れつつあった。
御坂家にとってそれはどうでも良い事らしく、美鈴も美琴も全く気に留めていない。
「それで、母さん。
一体何を作ったんだ?」
麻生家も気に留めず話を進める。
「色々と考えたけど、運動会なのだからシンプルにしようと考えたの。
だから、おにぎりとサンドイッチにしてみました。」
「ほほ〜これは美味しそうだ。」
竜也はそう言って、弁当に入っているおにぎりを一つだけ手に取り、口に運ぶ。
麻生はサンドイッチを選び、口に運ぶ。
「さすがは秋葉だな。
このおにぎり、美味しいぞ。」
「このサンドイッチもなかなかだな。」
「まぁまぁ、ありがとうね二人とも。」
秋葉は特に麻生に美味しいと言われたのが嬉しいのか、非常に幸せそうな表情をする。
気にする素振りを見せない、親子達の見て上条親子も考えるのが馬鹿らしくなってきたので、詩菜が作ったライスサンドを食べるのだった。
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