吾輩、使い魔になる
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しょ」
朱乃が床に魔法陣を作る。なんでも本格的な使い魔の契約は準備が必要だから、とりあえず簡易的な契約にすることになった。
「準備できましたわ」
「アーシア、カオス、二人共魔法陣の上に乗ってちょうだい」
言われるままにアーシアと共に乗る。
すると魔法陣がうねり始め輝く、その光が吾輩とアーシア嬢を包んだ。
なんだか吾輩とアーシア嬢の間になんか繋がった気がする。なんかこう……スライムとスライムがくっつくみたいにべちゃ〜ってな感じ。
「終わったわ。アーシア何か感じるかしら?」
「はい! なんか繋がってる感じがします!」
「大丈夫そうね。カオスの方はどうかしら?」
「繋がる瞬間めっちゃ気持ち悪かった」
「あら、魔力酔いでもしたのかしら?」
あれ酔いじゃなかったな。
「酔いじゃなかった気がする。何かがべちゃ〜ってくっついた感じ」
「ん〜分からないわね」
使えん赤髪だ( ゚д゚)、ペッ。
「あんた今失礼なこと考えたわね」
何故分かったし。
「顔に書いてあるわよ。繋がってるならいいわ」
そう言ってリアスは吾輩の目の前にやってくる。
「オカルト部として、グレモリーとしてあなたを仲間として歓迎するわ。よろしくね」
リアスは手を差し出してくる。その差し出された手を取り、握手をする。
「こちらこそよろしく。安定した食事に期待したい」
「食う事のほうが大事なのかよ……」
喰事は吾輩の人生である。ヤメラレナイ……トマラナイ……ムシャー……。
結局成り行きでアーシア嬢の使い魔になったが悪いことではなかったな。定食、おっとミス定職を得られたのはよかった。
あれから数日、平和だった。悪魔の仕事でアーシア嬢の護衛で共に行ったり、にぼしがうまかったり、イッセーに連れられ魔法漢女とアニメ見たり、小猫と喧嘩してボコったり、にぼしがうまかったり、木場と競争して
意外と接戦したり、朱乃の家でのんびり日向ぼっこしたり、にぼしがうまかったり、リアスとチェスで一度も勝てなかったりした。あとにぼしがうまかった。
今は――
「なあカオス……俺いつになったら部長のおっぱいを(ピー)で(バキューン)って(アッー!)できるんだろう
……」
「知らねぇよ?!」
こいつ体育の休憩中に猫になんて相談するんだよ。てか離れすぎ、30mくらい離れてるじゃねぇか。どんだけ俺に近づきたくないんだよ。
「いや〜部長の眷属へのスキンシップってすごいじゃん。なんかこう……ムラっとくるんだよな〜えへっえへ
っえへへへへ」
手をわきわきさせて顔がだらしなくさせてる。一体どんな妄想をしてるか考えたくも
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