吾輩、使い魔になる
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「いや〜、何かあんたに近づくと悪寒走るんだ」
「あらイッセー、猫アレルギーだったの? でもそれだと小猫に近づけないわよね?」
「アレルギーじゃないんですがね……なんででしょ?」
吾輩アレルギー? そうか〜、吾輩ってアレルゲンなのか……悲しいなサム。
「そんじゃ吾輩の番か。吾輩はカオスである。特技は喰うこと、好きなモノはなんでも、夢は目指せ終末捕喰。喰った物の特性をコピーすることができる。そんくらいかな?」
これくらいしか特に言う事がないな、喰えればそれでいいし。
「……性欲のイッセー先輩……食欲のカオス」
「「否定できない」」
ふっ、まったく否定できる要素がないな。
「自己紹介は終わったみたいだし、ここから質問するわね」
「スリーサイズ以外なら//」
「ほざけ」
「(´・ω・`)」
ツッコミが罵倒か……なんか興奮するな。
「とにかく質問を始めるわ。あなたはなんでこの地に来たの?」
「気づいたらここに着いた」
嘘は言ってない。
「そう、あなたは敵? それとも味方?」
「餌をくれる人の味方です」
主にアーシア嬢と朱乃とか。
「私の眷属にならないかしら? 毎日美味しい物あげるわよ?」
ふむふむなるほど。
「だが断る」
アラガミで手がいっぱいなのに何故悪魔にならんといかんのか。
「ちょっ、なんでよ! 餌くれる人の味方じゃなかったの!?」
「悪魔はちょっと……共食いとかあまりしたくないんだ……」
悪魔って美味しいよね。
「あんた、食べるつもりだったの……もしかしてバイザーを食べたのもあなたかしら?」
バイザー? ……ああ、あおヴィーナスモドキか。
「美味しかったです」
「まったく、あれは私たちの仕事だったのに……まあいいわ。被害が最小限に抑えられたのは感謝するわ」
やっぱりあいつ喰ってもいい悪魔だったのか。
「今度からああいう悪魔吾輩に回してくれないかな〜、綺麗に喰べるからにゃ〜」
とりあえず猫撫で声でリアスにお願いしてみる。
「その声でそれはやめなさい。気持ち悪いわ」
「うん、ごめん。吾輩もやっててそう思った」
おえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
「まぁ、いいわ。でも外部の者にさせるわけにもいかないし……ねぇカオス、アーシアかイッセーの使い魔にならない?」
イッセーは嫌だがアーシア嬢ならいいんじゃねって思ってしまった。
実際アーシアならこき使われないだろうし、うんいいかも。
「アーシア嬢なら構わんぞ」
「ええ!? いいんですか!?」
「ならアーシアと使い魔契約しま
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