第五章 StrikerS編
第百三十四話 『機動六課の休日』
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けどまたどこかで会おうな。二人とも!」
それで私達は握手を交わし、ロボ君はどこかへと行ってしまいました。
「ロボ君か…。気があったしまた会いたいね、キャロ」
「うん、エリオ君!」
それで私達はまたシャーリーさんの立ててくれたコースを回る道に戻っていったのだった。
◆◇―――――――――◇◆
…ところ変わってスバルの姉、ギンガはトレーラーの横転事故現場に立ち会っていた。
「陸士108部隊。ギンガ・ナカジマ陸曹です。検証のお手伝いに来ました」
「ありがとうございます。わざわざ来てもらい…事故の状況は分かっていますか?」
「はい。横転事故とだけ聞きましたが…」
それで聞く。
どうも事故の状況が奇妙で運転手は怯えていて証言では何者かに襲われて、荷物が勝手に爆発したという。
ギンガは爆発…? と思案顔になり、荷物を調べてみるがどれも食料や飲料というものくらいしかなかった。
だが、一際目立つものをギンガは発見する。
(ガジェットの残骸!? それに割れた生体ポット!)
ギンガは直感的にこれは少しやばい事件だと感じた。
◆◇―――――――――◇◆
そしてスカリエッティのアジトでも、スカリエッティはウーノから報告を受けていた。
『レリック反応を追跡していたドローン一型がすべて破壊されました』
「なるほど…。破壊したのは局の魔導師か、それとも当たりを引いたか、おそらく後者だな」
『はい。確定はできませんがドクターのおっしゃるとおり後者だと思われます』
「すばらしいね。さっそく追跡をかけるとしようか」
スカリエッティがウーノとそう話しているとそこに赤い髪の少女がやってきて、
「ならドクター。あたしもそれに出たいんだけど…」
「ノーヴェ。君か」
『ダメよ、ノーヴェ。あなたの武装はまだ調整中なんだし』
「今回出てきたのが本当に当たりなら自分の目で確認したい。トレディにも外出許可を与えたんだからいいだろ?」
「焦らずともあれはいずれここにやってくるだろう。
ま、どちらかといえば保険に過ぎないがね…」
スカリエッティが保険といった。
その意味はまだ知られることはない。
それでノーヴェは素直に従いその場を離れていった。
『ドローンを出すのは様子を見てからにしましょう。妹達の中から適任者を選び行かせます』
「ああ。後は愛すべき友人にも頼んでおくとしよう。
優しいルーテシア、聞こえるかい?
レリック絡みだ。少し手伝ってくれるかい?」
『わかった。ドクター…』
そしてスカリエッティは笑みを浮かべた。
◆◇―――――――――◇◆
Side エリオ・モンディアル
「!」
なにか物音
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