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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百三十四話  『機動六課の休日』
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レディの時は少し男らしかったのに。
それから四人でゲームセンターに行ったり昼食を食べたりして楽しんでいる時に、

「あ、エリオとキャロの二人に連絡入れてみようか? あっちも二人で楽しんでいるだろうし」
「そうね」

それでエリオ達に連絡を入れてみる。

『はい、こちらライトニング3』
「はーい。こちらスターズ3、そちらの休日はどう?」
「ちゃんと楽しんでる?」
「楽しんでるかな?」
「エリオ君、キャロちゃん、楽しんでるかな?」
『はい。まだ始めたばかりですけどなんとか楽しんでいます』
「そっか。何か困った事とかないかなって思ってね」
『ふふ、ありがとうございます!』
『おかげさまでありません』
「そっちはどんな感じ…? こっちはランとレンと合流して四人で楽しんでいるところなんだけど」

ティアさんがそう聞く。

『えっと…予定通り公園で散歩して、これからデパートを見て回って…って、感じです』
『その後、食事をして映画を見て夕方には海岸線の夕日を眺めるってプランをシャーリーさんに作ってもらっていますので』
「「「「はぁ…?」」」」

それで思わず私達はなんのこっちゃという感じで反応する。
なんだろう? その、なんていうかどこぞの定番のカップルみたいな計画は。

『ちゃんと順番にクリアしていきます』
「クリアって、あの子達は…訓練じゃないんだから」
「あはは…まぁ、健全だ」
「そうですね」
「うん」

それで通信越しでエリオとキャロはなにかおかしなことがあっただろうか?という顔になっているけどまだ若いから分からないのだろう。

「いや、こっちの話だから気にしないでね、二人共」
「それじゃなにか困ったことがあったらいつでもこっちに連絡してね? 助けに行くから」
「街中での遊びもあたし達の方が先輩だから任せなさい」
『はい!』
『ありがとうございます!』
「じゃーねー」

それでエリオ達と通信を切った。

「でも、シャーリーさんも二人に任せればいいのにね」
「ま、まだお子様だから不安なんでしょう?」
「フェイトさんの困った顔が想像できるね」

それから四人で街を巡っていて、お店で買ったたこ焼きを頬張っている時に、

「でも、こんなにのんびりと過ごすのは久しぶりね」
「だね」
「はい」
「うん」
「事件とか事故とか何も起きていないといいんだけど…」
「そうねぇ…」

そうだね。それだとせっかくの休日がおじゃんになっちゃうから。
でも、すぐ近くで事件が起こっていることにまだ私達は気づいていなかった。


◆◇―――――――――◇◆



Side キャロ・ル・ルシエ



スバルさん達との通信を切った後、エリオ君と一緒に街を回ってい
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