十三日目 十二月三日(土) 中編
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ところで闘うキャスターの様子を、魔術の力で響に伝えていた。
「女神の騎士″って綽名、嫌いじゃないんだけどね。その名前にふさわしい人であろうって頑張って、成長出来た面もあるし。でも、もう少し自分に素直になってもいいかなって、最近思うようになったの。……もうすぐ卒業だから、かな」
「えと、先輩、素直っていうのは?」
「……可愛い服着たり、その、彼氏探したり……とか」
「か、可愛い!?」
(ひ、響先輩が、もじもじしてる!? うぉっ、恥ずかしがって、赤くなってるじゃないかっ。いいぞ、いいぞ、もの凄くいいぞっ。……って、なんだあれ?)
「君は、どうしてこの戦いに参加したの?」
「……バーサーカー」
「え?」
純一が指差すその先には、海の上を凄まじい速さで走る赤い輝きがあった。水の檻へと猛スピードで近づいていき、次の瞬間には爆発音と共に灼熱の赤い光が瞬いた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ