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無限の赤龍帝
燿を賭けてのトライアスロン@
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 さて、欲しいペストは手に入れた。問題は燿だ。燿を手に入れる為には敵が沢山居る。燿の性格的には乗ってくると思うが……どうなるかね?

「よう、派手にやってるじゃねえか」

ハロウィンの街中を歩いていると、屋根の上から声がかかった。隣のオーフィスは気にもせずにペロペロとパンプキンアイスを食べている。

「よっと」

目の前に現れたのは遺伝子的には父親であろう十六夜。

「うん、ちょっとやりすぎかな?」

「そうね」

飛鳥も燿も来ている。流石にペストを奪ったのはやりすぎたか?
でも、こちらも人材確保は必要だからな。

「ルール上は問題無いだろ?」

「そうね。ジン君が負けたのが駄目なのよ。それに関しては文句ないわ」

「だから、こちらからも挑ませて貰う。ペストは私達のお友達だから、返して貰うよ」

「と言う事だが、俺としてはぶっちゃけどっちでもいい。だが、ちょっと戦ってみたいわけよ。そっちのも含んだお前とな」

「それじゃあ、こっちはペストを賭けるんだから、それ相応の物を賭けて貰う。十六夜との戦いは母さんからも言われているから後回しだ」

「ちっ、それはしゃあないか。まあ、焦らされた分、楽しませてくれるならな」

「十六夜君?」

飛鳥が文句を言っているが、聞いちゃいないな。

「じゃあ、燿」

「何?」

「俺はお前自身が欲しい。だから、燿が自身が景品になるなら、こちらもペストを賭けて勝負しようじゃないか」

上手くいけば両方手に入って、残りの2駒が埋まる。ペストを女王にして、燿を騎士にする。これで眷属は完成だ。

「む……」

「そんなの、受けちゃダメよ!」

「ううん。飛鳥、私、受けるよ。あっちの世界は面白そうだし、ここまで熱烈に告白されたら受けないとね。でも……私に勝ったらだよ。そうだね……何でもありのトライアスロンレースでやろう。それも派手に、盛大に、とっても楽しく」

「ああ、それは確か夜だったな。なら、白夜叉からゲーム盤を借りて行うか。なら、俺がとびっきりにデンジャラスなゲームにしてやるよ」

「ちょっとっ!!」

「飛鳥、一緒に参加して。それなら、勝率は上がる」

「それなら、わかったわ。絶対に負けないわよ」

「うん」

向こうは決定みたいだ。

「じゃあ、そのゲームに出ればいいんだな?」

「うん。どうせだから、ここに来ている悪魔の人達も参加させよう。あっ、アーシャも呼んでおこう」

それから、俺は彼らと別れてデートを楽しむ。


 二時間後、メンバーを呼び出して、今回のゲームに付いて知らせる。

「それで、どうするんですか?」

「俺とリタで参加だな」

渡された内容にはと
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