−機械少女VS……?−
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廃寮で待つ。セブンスターズ、第六のデュエリスト』
という手紙が届いたのは。
「明日香。やっぱりお前がデュエルするのか?」
「ええ。兄さんのことが関わっているなら、私が行くわ。」
廃寮に着いた俺たち三人は、タイタンとデュエルをした、中のデュエル場を目指していた。
「おそらく、あの手紙は明日香くんを指名した手紙…【サイバー・ガール】に、メタを張っている可能性があるが…」
「私を指名したなら、私が行くわ。それに、私はまだデュエルしていないしね。」
三沢の忠告にも、明日香の意志は揺らがなかった。
やれやれ。
「じゃ、絶対負けんなよ。明日香。」
「もちろん、そのつもりよ。」
喋っている内に、開けたデュエル場に着く。
そこには、仮面を付けて、漆黒に染めたオベリスク・ブルーの制服を着ている男が立っていた。
「あなたがセブンスターズ?」
明日香がデュエルディスクを構え、一歩前にでる。
「その通りだ。お前が相手か?天上院、明日香。」
明日香の名前を知っている?
わざわざ調べたのだろうか。
「そうよ。あなたの名前は?」
「ククク…俺の名前、か…!」
男は、不気味な笑みを浮かべると共に、つけていた仮面を脱ぎ捨てた。
そして、出て来た顔は、俺も知る顔だった。
「俺の名前は高田純二郎。セブンスターズとなり、黒崎遊矢!お前に復讐するため帰ってきた!」
高田純二郎。
かつて、寮の昇格で俺とデュエルし、この学園を去ったオベリスク・ブルーの男子生徒。
【リクルーター軸・カオス・ネクロマンサー】使いの実力者だ。
そいつが、俺に復讐するため帰ってきた?
「どういうことだ高田!お前がなんでセブンスターズに…」
「黙れ!全て貴様のせいだ!」
俺の質問に、高田は聞く耳を持たない。
「俺への復讐なら、俺がデュエルしてやる!なんで明日香を指名した!?」
「当然、目の前で親友が消えれば悔しいだろう?」
狂っている。
学園にいたころのアイツは、威張り散らしていたが、性格は今と違う。
高田は間違いなく−狂っている。
「大丈夫よ、遊矢。…私は、そんな簡単に負けないわ。」
「なら、闇のデュエルの始まりだァ!」
高田の声と共に、闇が辺りを覆い尽くす。
「遊矢。ここは、明日香くんを信じよう。」
「くっ…気をつけろよ、明日香!」
明日香はこちらを向かずに、コクリと頷いた。
「「デュエル!!」」
明日香LP4000
高田LP4000
「俺の先行!ドロー!」
高田の先攻だ。
アイツのデッキは、前と同じ、【リクルーター軸・カオス・ネクロマンサー
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