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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−機械少女VS……?−
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さて、最近は色々なことがあった。


三沢がタニヤを倒し、再び七星門の鍵を守り通した数日後。

今度のセブンスターズの闇のデュエリストは、カードの精霊だという、【黒蠍盗掘団】。

彼らは、この時の為にデュエルアカデミアに潜入しており、七星門の鍵を物理的手段で盗んだが、七星門の鍵は、デュエルしなければ封印は解かれないことを知らなかった。

そのことを知った黒蠍盗掘団の首領・ザルーグを、万丈目が名乗りを上げてデュエルをした。

黒蠍盗掘団たちのデッキは、当然ながら、【黒蠍盗掘団】だった。

《必殺!黒蠍コンビネーション》を使い、黒蠍盗掘団全員をダイレクトアタックさせる強力なコンボを展開。

万丈目の《アームド・ドラゴンL7》をも打ち破り、追い詰めるものの…

万丈目の新たな力、おジャマたちの力で逆転し、おジャマ三兄弟を融合したモンスター。《おジャマ・キングの一撃に、黒蠍盗掘団を撃破。

セブンスターズとの戦いは、またもデュエルアカデミア側の勝利となった。

次なる刺客は、生涯無敗だったという、デュエルの神様アビドス三世。

闇のアイテムの力で蘇り、十代とデュエルをした。

デュエル中に、生涯無敗だったことは、対戦相手が手加減をしていたからだということが発覚するが、実力は確かであり、切り札、《スピリット・オブ・ファラオ》の効果により、十代を追い詰めたものの、十代のヒーローの絆、《HEROフラッシュ!》により、敗北する。

十代と、あの世に来たらまたデュエルしようと約束し、昇天していった…

後は、セブンスターズには関係がないが…いや、無いわけではないが…七星門の鍵の守護者の中で、最強を誇るカイザー亮が、この学校を休学した。

七星門の鍵を鮫島校長に預け、ヘリコプターでどこかへ飛んでいってしまったのだ。

俺たちがそれを知ったのは、亮がいなくなった翌日、鮫島校長から伝えられた。

どこに行ったかは教えてくれなかったが、鮫島校長いわく。

「カイザーにはカイザーで、考えなければいけないことがある…すまないが、少しの間、君たちだけでセブンスターズと戦ってほしい。」

とのことだ。

悩み事でもあるなら、少しぐらい相談してくれればいいのだが…

変に意地っ張りである、あの負けず嫌いは。


そんなわけで、今、カイザーはいないわけたが、セブンスターズも来なかった。

来ないなら来ないにこしたことは無いため、最近、デュエルアカデミアの学園祭が近いので、これ幸いと、そっちの準備に忙しかった。

そんな時である。

深夜、保健室で、未だに目覚めぬ吹雪さんの看病をしていた、俺、三沢、明日香の三人に、

『俺は、天上院吹雪を目覚めさせる方法を知っている。
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