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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
雷の鳴る夜
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雷の音が聞こえてきてパニックになってしまった上に、シャルルくんに正体を見られてしまった。
その後にすぐ防音システムを入れ直し、いつも隠し持っている長針を首に突き付けて脅したら気絶してしまった。
取りあえず僕は気を失っているのを確認した後にすぐに服を着て、シャルルくん……いや、シャルロットさんの腕と足を縛り上げて、シャルロットさんの専用機であるラファールを外して少し離れた机に置き、ベッドに寝させて起きるのを待つ。
「…んんぅ……あ、あれ?な、なな、何これ !?」
気を失って5分くらいたった時にシャルロットさんは少し呻きながら顔を上げようとするが、手と足を縛り上げているので顔を上げることが出来ないでいる。
さて、いい加減シャルロットさんから事情と言い訳とやらを聞こうかな。
…事と次第によっては排除しなきゃならないかもだけどね…。
僕はシャルロットさんを寝かせているベッドに腰かけながらシャルロットさんの顔を覗き込むようにして喋りかけた。
「Goodmorning♪良い夢見れたかな?」
「れ、怜 !?」
先程のことを思い出したのか少し顔を赤めた後にすぐ青冷めた。
僕の姿を思い出した後に殺気を向けたのを思い出したのであろう。
「私……いや、僕も油断してたよ〜。まさか正体を見られるなんて」
「…怜……君ってやっぱり…」
「そうだよ。僕は男でありながらISを動かせる。まあバレたら色々と面倒だから女として学園に入らせてもらったんだけどね♪」
そのことを聞くと、シャルロットさんは僕に質問してくる。
「正体は何で隠しているの?わざわざ隠すなんて……」
「理由は全部は答えられないけど1つは教えてあげるよ。単に目立ちたくなかっただけさ。シャルル……いや、シャルロットさんと逆の理由だよ♪」
「!!!!!」
偽名じゃなく本当の名を言ったことに驚いているのか、シャルロットさんの顔が驚愕の顔に染まる。
「シャルロットさんの家の事情は知っているよ。経営ヤバイんでしょ?第三世代の機体が開発うまく出来なくて」
「な、何でその事を!」
シャルロットさんがびっくりしながら聞いてくる。
「僕はハッキングとかが得意でね。IS学園の生徒や先生達のことはある程度調べ上げているのさ。だからシャルロットさんが本当は女性だということ、デュノア社の実情、シャルロットさんが今までどう生きてきたかとか大体のことは知っているんだよ」
「う、うぅぅ…」
シャルロットさんは正体がバレたことが余程ショックだったのか少し泣いている。
まあそれよりも大事なことがあるので尋ねる。
「で?僕に何の用だったのかな?事と次第によ
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