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大逆鱗!? サザンドラのりゅうせいぐん
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カ!サザンドラを全力で止めろ!!ピカはエレキボール!カインはソーラービーム準備だ!!」
『『了解!!』』
カインは日が良く当たっている地点に移動して大きく尻尾を広げる。ピカは大きく素早く動きながらサザンドラを撹乱しながら尻尾に電撃を集中させて、球体状にしてサザンドラに放ち続ける。サザンドラも防御に専念しているのか攻撃を中止する。カインは尻尾に光を蓄え続けている、そしてそれが頂点に達したのか尻尾が白く光る。
「ソーラービーム発射ぁああああ!!!」
『うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』
日光を吸収し限界まで高められた光エネルギーを収束したソーラービームがカインから放たれる。地面の土を削りながらサザンドラへ向かっていく。ピカはソーラービームが来ると攻撃を中止して直ぐにサザンドラから離れる。ソーラービームはサザンドラの胴体を掠めて、後ろの巨大な岩山へと向かっていき、岩山を粉々へと砕いてしまう。
「サザン!?サッザン?」
サザンドラははっとしたように周囲をキョロキョロと見回す、一体何が起きたか解らないように。サザンドラは浮き上がって森の奥へと飛んでいく、その奥にモノズの仲間たちがいるようだ。モノズもジンの顔を舐めてお礼を言いたい様子だ。
「良いって別に・・・ほらっ、仲間の所にいってやれよ」
「モノッズ!!」
モノズは時々ジンの方を振り向きながら森の奥へと戻っていった。それと同時に草むらからユウヤ、カミツレ、フウロが飛び出してくる。
「「「一体何があったの!?」」」
「あ、あっはっはっは・・・・はぁ・・・」
「ったくそれなら直ぐに俺達を呼べばよかったのに、ガブリアスならサザンドラに対抗出来ただろうに」
「悪い悪い・・・焦っててさ、それと悪いなカイン・・・」
『気にするなジン。この位お安い御用だ』
あたたた・・・まだ背中が痛いぜ・・・。それにもう夕暮れか、俺の治療に随分時間掛かったしな・・・。それにしてもあのモノズ、もろはのずつきが使えるなんて将来有望だな・・・。
「「あれ?」」
「どうしたんだフウロにカミツレ?」
「あそこにポケモンが」
「あれってモノズじゃない?」
「え?カインちょっと下ろしてくれ」
『応』
よっと・・・。おくからモノズがこっちに歩いてくる、やっぱりあの時のモノズだ!
「モノズか・・・サザンドラに進化したらいい戦力になるな!よしゲットしてやる!!」
「待ってくれユウヤ、あのモノズ話に出て来た俺がかばったモノズなんだ」
「え?あいつが?」
「ああ、でもなんでここに・・・」
モノズは俺を見つけると笑って嬉しそうな声を上げて俺に擦り寄ってきて、甘えてくる。
「モノォ〜♪」
「ど、どういう事なんだ?」
『ふっ、どうやらジン。
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