第1章
旧校舎のディアボロス
第30話 武器を取って良いのは殺られる覚悟がある奴だけだ!
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行う前に腕を切断されるなどで、明日夏君に全く通用しないのに対し、明日夏君は一撃で確実に相手を仕留めていた。
「ひぃ!?バ、バケモノッ!?」
神父の一人が恐怖に捕らわれ、銃を乱射をするが、明日夏君は銃弾を避けるなり、刀で弾くなりして神父にゆっくり近付く。
「ひぃ!?こ、降参!降参だ!命だけは!?」
明日夏君は武器を捨てて降参の合図をする神父から視線を逸らし、他の神父の下に向かおうとする。
だが、明日夏君が振り返った瞬間、降参した神父が武器を拾おうとした。
が、神父が武器を手に取った瞬間、神父の首が飛んだ!明日夏君がすかさず斬り飛ばしたのだ。
その光景は神父達から戦意を失わせるのに十分だったらしく、神父達は次々と武器を捨てていった。
ドスッ!
だが、神父の一人が堕天使によって、光の槍で胸を貫かれてしまう!
「……貴方達、何をやっているの?まさか私を裏切る気なのかしら?」
その言葉に神父達は震えながら武器を手に取る。
「フフフ。それで良いのよ。私は逃げて行った子を追うから、ここは任せたわよ」
堕天使が翼を広げ、扉へ向かおうとする。
「行かせるか!お前はここで殺す!」
明日夏君が堕天使を追おうとするが、神父達がその行く手を阻む。
「い、行かせん!?」
「邪魔をするのなら斬るッ!!」
「ひぃ!?」
神父達は完全に明日夏君に恐怖している。だが、堕天使に殺される恐怖の方が勝っているのか退く気は全く無さそうだった。
僕達は堕天使の足止めをしようと構える。
「邪魔よ!」
堕天使は光の槍を投げ付けてきたが、僕達はその場を跳んで避け、僕は堕天使に向けて剣を振るう!
槍で捌かれてしまったが、それでも腕を少し斬りつける!
だが、結局堕天使はそのまま扉を通って行ってしまう。
慌てて追おうとするが、神父達が行く手を阻んでしまう。
「ひぃぃぃ!?く、来るな!?来るなぁぁぁ!?」
神父の悲鳴を聞き、そちらの方を見ると、尻餅をついて銃を乱射している神父に明日夏君がゆっくり近付いていた。そして、神父の首を容赦無く斬り飛ばしてしまう。
明日夏君は他の神父達に言う。
「……さっきも言ったが、武器を捨てれば俺は殺さない。あいつの事が怖いんだろうが、あいつは俺が殺す。……だから、さっさと武器を捨てろ。俺は別にフリードの野郎みたいに殺しが好きな訳じゃないからな。だが、それでも来るのなら……斬るッ!!」
ー○●○ー
俺は『雷刃』の刀身に付いた血を振り払い、鞘に納める。
結局、神父どもは誰一人として武器を捨てなかった。結果、この場にいた神父はみんな殺す事になってしまった。
……あんまり、
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