暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 転生者は平和に暮らしたいだけなのに
第27話 兄との再会!?
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
生きてる証拠はあっただろ?」

「そうですけど・・お兄さん・・私・・」

すると古手はフェイトの頭に手をのせ頭をなでて離れる

「さて、時間もない。改めて喋ったりするのはこの後で良いしよ。
今はお前の稽古に付き合うよ。フェイト
決勝まで来れたんだから。少しはできるだろ?来な。」

フェイトは顔を上げて笑いながら言った

「・・・はい!」

「なるべく持たせなよ?それじゃないと・・・終わっちまうぜ?」

「っ!バルディッシュ、行くよ!」

『イエッサー』

するとフェイトは同時に瞬動術を使い接近した
バルディッシュを使い次々と攻撃をする
その時フェイトの頭の中には今まで古手と一緒に過ごしてきた
思い出が思い出してくる


10年前あの時3人で過ごした思い出
少しだけだけど思い出がいっぱいだった
お兄さんと一緒にジュエルシードを探した思い出
一緒に旅行をした思い出
そして・・


私達の母、プレシア・テスタロッサが死んだ時、私達を引き取ってくれた事と
死んだお母さんに泣いてくれた事。


私達はお兄さんのおかげで乗り切れる事であった
だけど数ヵ月後闇の書の封印の時にお兄さんは虚数空間へ落ちていった
私は泣いた。姉アリシアと一緒に泣いてしまった。
もう泣かないと自分の心の中で決めたのに。私は泣いてしまった
だけど8年後お兄さんが生きてる証拠を見つけた時は嬉しかった
お兄さんが生きてた。それだけで嬉しかった。
そして今私はお兄さんと戦ってる。
この場所でこんな風に手を伸ばせば触れる事ができるその場所に
今・・あなたが・・・



だから!私はそれ以上長く!1秒でも長く!
あなたと戦いたい!



そして私は・・いつか貴方に・・・




『わ、1!・・・2!・・・』


「よくもったな」

「へ、へへ・・・」

「まぁあれだ、虚空瞬動がないときついぞ?
いくらソニックムーヴが速いけど虚空瞬動のほうが燃費はいいぞ?」

「むう・・もうちょっと精進します」

「ほら」

古手はフェイトに手を差し上げると同時に・・

『9・・・10!カウント10!試合終了!クウネル・サンダース選手優勝!』

フェイトはその手を受け取って立ち上がった
そして立ったと同時にフェイトは古手に抱きついた

「おっと、よしよし」


「「マスター!」」
「古手さん!」
「雅兄ぃ!」
「「「「古手!」」」」


「よぉ。お前ら。話は後にしとけ。これが終わってからだ
ほらフェイト。離れろって」

「・・・やだ」

「ちょ、離れろって。」

「やだやだ!お兄さん離したらどこか行っちゃうもん!」

「しないよ。ま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ