暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
族結成
Trick33_軽い、羽みたい!!
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らな、
 応援したくなったんだよ」

「そうですか。ちょっと妬いちゃうな」

会議室に残された佐天達からは聞こえなかった2人の会話だった。



「大丈夫よ、佐天さん。信乃にーちゃんならわかってくれるから」

「そうですの。すごい熱意でしたから、きっと伝わっているはずですわ」

「一緒に教えてもらうように頑張りましょう!」

「御坂さん、白井さん、初春・・・・」

3人からも励ましの言葉があった。

「うん。例え断られても、もう一度頼んでみるわ。簡単には諦めない!」

「ふふふ、その意気よ。信乃にーちゃん、頑張る人は大好きだから、きっとね」

「/////だだだ、大好きですか!?」

「佐天さんどうしたの急に? 顔を真っ赤にして」

他人の色恋には少々鈍い御坂以外の2人は、ニヤニヤと佐天を見ていた。


――――――――――――――――――――


翌日は宗像、位置外、黒妻の風紀委員見習い3人はそれぞれ別れて
仕事をした。

宗像は白井から現場での戦闘のマニュアル(戦闘前に警告を必ずする事、等)を習う。

位置外は初春から風紀委員でのサポート方法を習う。

黒妻は固法から書類などの書き方、整理や決まり事について習う。

風紀委員での指導は信乃が担当することになっているが、さすがに全員を一度に
見ることはできない。一応は風紀委員の最低限の仕事をさせるために
それぞれにあった指導員にお願いしたのだ。

一方の信乃は3人が所属したことで必要となった書類の風紀委員向けのもとの、
神理楽(ルール)に向ける資料の2種類を書くのに忙しくしていた。

風紀委員は学生が運営している。なので風紀委員向けの書類はそれほど難しくはない。

問題は神理楽(ルール)向けだ。
世界の四分の一を支配している四神一鏡(ししんいっきょう)の直属の戦闘部隊。
部隊への書類を書いているのだから、その分難しく四苦八苦していた。

ただ、本物の部隊として扱われているので、本物のバックアップも期待できる。

特にメンバー全員が使っているA・Tには希少金属が必要になる。
その金属を手に入れるための手段があるのはかなりありがたい。

そう自分を無理矢理励まして信乃は書類に没頭していた。



「信乃くん、はいコーヒー」

「あ、固法さん、ありがとうございます。

 他の皆さんはどうですか?」

「先輩は書類が苦手みたいで、今の信乃くんみたいになっている。
 でも、諦めたり放りだしたりしてないから大丈夫よ。

 位置外さんは初春さんよりもバックアップとか情報処理とかが得意みたいで
 かなり意気投合しているわ」

「でしょうね。つーちゃんのお母さんは電子工学・情
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