第三話 戦いの重さ
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だ!!」
一文字がコアに向かおうとした瞬間樹木が一文字の身体を羽交い絞めにした。
「ぐあ!くっそ!!」
その時桃色の閃光が走った。一文字を拘束していた蔓を破壊しコアを攻撃した。一文字がその方向を見ると。
「なのはちゃん!!」
なのはがレイジングハートを構えていた。拘束を解かれた一文字は跳んだ。
「トゥ!!ライダァァキック!!」
一文字がコアを破壊し中に封じ込まれていたキーパーの少年と少女を助けた。そして一文字はベルトを起動させた。
「ジュエルシード封印!!」
ベルトの風車が回るとジュエルシードがベルトに吸い込まれ封印された。戦いが終わると一文字はなのはが居るビルまで向かった。そこで沈んでいる、なのは。
「なのはちゃん・・・」
「・・・一文字さん・・・私・・・分かってたんだあの子がジュエルシード持ってるって・・・・けど気のせいだと思っちゃった・・・」
なのはの目には破壊された町が焼きついていた。
「なのは・・・なのはは良くやってくれてるよ!!」
ユーノが必死に、なのはを慰めるが一文字はユーノを摘み上げた。
「ちょっと一文字さん!!」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・一文字さん?」
「・・・今はそっとしといてやれ、なのはちゃん・・・下で待ってるぞ」
それだけ言い残し一文字はなのはを待った。なのはの魔法少女としての初めての失敗。もしかしたらあの二人が死んでしまったかもしれない。命の危機そのことを目の当たりにした、なのはの事を立ち直らせることが出来るのは他でも無い、なのはだけなのだ。
(なのはちゃん・・・待ってるぞ)
一文字はそれだけを思い、なのはを待ち続けた。
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