暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
『ジャイロ・セレクト』
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IS学園側の専用機持ちとの試合の日になり、俺は自分の部屋でジークフリード社から送られてきた織斑一夏のデータを見ていた。

「織斑の出生については分かった。後は織斑家に何があったのかだな…もうこんな時間か。早くアリーナに行かねえと」

俺はレポートを机に置いて、ある機械を持って第一アリーナに向かった。

   ー◇◇◇◇◇◇ー

「遅かったじゃない真理、珍しいわね」

「まぁいろいろな。もう全員いるのか?」

「今回戦う人は全員揃ってるけどそっちは本当に大丈夫?」

刀奈は人数の心配をしてきたが大丈夫だ。つーか、三年のダリル・ケイシーと二年のフォルテ・サファイア以外全員いるし。

「安心しろ。そのためにコイツを持って来たんだ」

俺は部屋から持ってきた円柱型の機械を刀奈に見せると刀奈も納得したみたいだ。

「『ジャイロ・セレクト』ね」

「そうだ。もしものために持ってきたんだ」

「あのー『ジャイロ・セレクト』てなんですか?」

凰が『ジャイロ・セレクト』について聞いてきた。まあこんな円柱を見せられも分かんないか。

「これは俺が子供のころある漫画の機械を真似て作った物だ。テレビゲームのチーム分けとかするときによく使ってたんだよ」

俺は説明しながらジャイロ・セレクトのに付いているカメラで全員の顔写真を撮り、IS学園側のリーダーの刀奈の前に出した。

「やり方は覚えてるよな」

「えぇもちろん」

「そうかなら…」

俺と刀奈は向かいあってジャイロ・セレクトに手を当て、

「「ルーレットスタート!!」」

俺と刀奈はかけ声と同時に左にルーレットを回した。するとジャイロ・セレクトに付いているカメラから空中投影ディスプレイが出てき、対戦表が映し出された。

第一回戦

ラウラ・ボーデビィッヒ、セシリア・オルコット、篠ノ乃箒VS鬼灯満月

第二回戦

更識簪、凰鈴音、シャルロット・デュノアVS鬼灯水月

第三回戦

シャルロット・デュノアVSバロウ・エシャロット

第四回戦

織斑一夏VSバロウ・エシャロット

第五回戦

織斑一夏、更識楯無VS神倉真理


と、空中投影ディスプレイに対戦表が映し出された。俺は最後か。

「なんだ、この対戦表は!?無茶苦茶ではじゃないではないか!」

篠ノ乃はジャイロ・セレクトによって出された、対戦表が驚愕だったようだな。

「生憎これがジャイロ・セレクトが出した対戦表だ。ジャイロ・セレクトは一試合に最大四人までしか出せないだ」

そう、どんなに人数がいようがいないがジャイロ・セレクトはその中から適当に選ぶ。むしろ、全員一回でも出れるほうが珍しい。

「一回戦は俺だな。行ってくる」

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