暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
剣だって偶には世界を両断したいんです。その6
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く純粋な疑問みたいだね。そんなの答えは決まってる。
「謝る理由ないし、謝られ飽きてるでしょ?」
「まぁな。苗ちゃん変わっとるなぁ?友達少ないやろ!」
「いるもん!16進数換算で11人いるもん!」
「よぉ分からんけど少ないってことでええんやな?そもそも11人ってちょっと微妙な数やし」
「うわーんイジワル―!」
はやては思う。彼女に特別こちらを気遣ってる雰囲気は感じられない。本当に家族の事に関して謝る必要性を感じないのだろう。
実を言うとはやては彼女の言う通り謝られ飽きていた。皆家族の事になると大抵俯いて「ごめん」という。だがそんなことを謝られたって正直困る。何故なら自分はとっくに今の環境を受け入れているし、両親がいないことは事実だ。そんな既に終わったことについて何度も謝られてもはやては嬉しくないし、そのせいで空気が重くなるのも会話に飢えている彼女には苦痛だった。
だから苗の無神経ともいえるこの態度が、はやてにとっては新鮮だった。だからだろうか、はやてはこの短期間で鳳苗という人物に惹かれはじめていた。それは単に今までにないタイプの人間だったからにすぎないのか、それともそれが苗という人間の魅力なのか、将又運命のいたずらというやつが結び付けたのか・・・それは重要ではない。
はやてにとって重要な事柄はただ一つ。
この日、彼女は鳳苗という少女と――初めて同年代の少女と、友達になった。
(これは家に帰ったら早速チャット仲間に報告やな!)
・・・ちなみに彼女のチャット仲間は「栗ご飯とカメハメ波」という人と「ヒースクリフ」と名乗る人の2人しかいなかったりする。
その頃・・・
「苗ちゃん遅いなぁ〜・・・もしかして忘れられてる?」
≪魔力反応は未だに図書館内です≫
感想文は書き終わったものの今度は苗がいつまでたっても戻って来ず、退屈に潰されかけているなのはであった。
暇なので脳内魔法訓練で暇をつぶした!精度が3あがった!ディバインシューターが3つ同時に出せるようになった!!
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