不思議なT・波乱の予感
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はしなかった…。
「やるな…」
「そっちこそ…」
互いに認めあうような声をだすと距離をとる二人…。
「あわわ…どうしよう…。」
その様子を遠くから見守ることしか出来ないなのは。
「あんた…手加減したわね…。」
「おやっさんが言っていた…。顔と髪は女の命。そして、心は人の価値…。」
「ほお…。」
翔子は感心したような声を出すと距離をとる。
「私もあんたの親を馬鹿にしたことを謝るわ…。だけど…」
翔子はなのはを指差す。
「なのはにちゃんと謝りなさい。」
「…」
隼人は無言でなのはの席に向かう…。
(あわ…あわわ…)
内心、慌てまくるなのはだったが…
「すまない…。」
隼人は深々とお辞儀して謝罪した…。
「ふぇ?あ!いいよ別に、そんなに気にしなくて!!全然、大丈夫!!むしろ、私のほうが…」
なのはもあまりにも礼儀正しく謝られ戸惑ってしまう。
「いや…俺も癖でやってしまうんだ…。本来に失礼な事をした…。」
「…」
あまりの隼人のギャップにクラス中がシーンとなる。
「な、なら色々、事情は有るかもしれないけど…これからお友達になれるかな?」
なのはの問いかけに一瞬、「俺に質問す…」までいいかけた隼人だったが…
「よろしく頼む…」
とぎこちなく返した隼人であった…。
「一件落着ね。」
「ホッ…(良かった何も起こらなくて…)」
胸を撫で下ろすアリサとすずか。
(隼人君ともこれから仲良くしていけるかな…。)
新しい仲間に期待を膨らませるなのは。
「いや〜良かった、良かった。」
安堵の声を出す謎の少年。
謎の少年?
「「「誰だお前!?」」」
クラスメイト全員の声がシンクロする。一名を覗いて…
「フィ…フィリップ!?」
翔子は予感が的中したことに驚愕する。
「やぁ、皆さんはじめまして。フィリップ・ライトです
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