A’s編
浅賀家に入るとみんな超能力でも手に入れるの・・・?
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「母さん、デバイスたちの調子はどう?」
部屋に入ってすぐ、オレはそういった。
するとアースラにあったレイハたちのようにポットに入っているデバイスの前でなにかを弄っている母さんが顔を上げた。
「あら、お帰りなさい、陽龍、美愛。それと、フェイトさんね?家の子供たちから話は聞いてるわ」
手袋を外してフェイトに握手を求める母さん。
「えっと、アリシアの妹・・・の、フェイト・テスタロッサ・・・です」
「陽龍と美愛、そしてアリシアの今の母親をしている浅賀 緒里よ。気軽に緒里さんって呼んでね。・・・それにしたって、本当にアリシアそっくりね」
「・・・アリシアのクローンですから」
「違うわ。あなたが、アリシアの妹だからよ。クローンとかは一切関係ないわ」
さりげなく母さんがイケメンだった。
「だろー?緒里は綺麗なだけじゃなくてイケメンなんだよ、中身が」
「時折なんで父さんと結婚したのかわからなくなるね。そして突然現れないで」
「・・・美愛ー、陽龍が冷たいー」
「加齢臭がするから近寄んないでね、おとーさん♪」
「緒里ー・・・子供たちが冷たいよ・・・」
「大人しく仕事してね、唯彦さん♪」
「・・・はい」
そして背中を丸めてさっきまで母さんがいたところで作業をはじめる父さんだった。
「えっと、アレでいいの?」
「アレがオレらの常識。フェイトも好きに弄ってくれていいぞ?弄られて悦ぶ変態だから」
そんなことを言っていると、仕事に戻ったはずの父さんが文句を言ってくる。
「おい待て陽龍!女の子に変なこと教えるんじゃない!っつーかお前、どこでその偏った頭を手に入れてきたんだよちょっと教えろ!」
「だが断る」
「おま、いい加減にしろよ!?」
「そしておにぃのドヤ顔に少しイラッっとするのはなぜだろう」
「「知るか」」
「二人同時に言われた・・・」
ってか、だが断るが言いたかっただけなんだけどな。
「・・・」
そして何故かフェイトに一歩引かれた気がするけどあえてスルー。
「あ、そうそう。デバイスたちのことよね?ちょっと待って、アリシアと一緒に話すわ」
そう言って母さんは少しの間目を瞑る。
たぶん念話をしているんだろう。
「ん、すぐに来るって」
「んじゃ、それまでしりとりしようぜ。まずオレから。死んだ○界戦線」
「って、いきなり終わってるし。しかもそれアウト」
いや、丁度作者が見てたんだよ。あの麻婆豆腐の歌まじワロス。そして卒業式でマジ泣いた。
「じゃあもう一回。そんなのってねぇよ・・・死にきれねぇよ・・・!」
「名言!えっと、よだね。よ、よ・・・呼んだ?」
「呼んでねぇよ」
「えっと、だでいいのかな?大丈夫だ、問題ない」
「問題ありまくり
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