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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第54話:何を以て強さを測るか……
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状況を質問する。
どうやら化け物の時の記憶は失われている様だ。

「私は一体何をしてたのでしょうか?」
さらにキングレオ王子は一番近くに居たリュカ殿に、現状の質問をするが……
「ウルフぅ〜……」

激しく顔を顰めて対応をウルフに尋ねるリュカ殿。
尋ねられたウルフも、肩を竦めて「好きにして下さい」と告げ、あらぬ方向に視線を向け関わりを拒絶した。
一体何の相談だろう?

「あの〜私は何かしでかしてしまったのですかねぇ?」
恐る恐る我らに尋ねる記憶を失ったキングレオ王子。
その彼にスタスタと近付くリュカ殿の表情は、嫌悪感を露わにしている。

(ゲシッ!)「お前ふざけんじゃねー! 何、記憶をなくしたフリして全てを無かった事にしてるんだ!?」
裸のまま床に座り込み、不安を露わにしているキングレオ王子に対し、遠慮無しの蹴りを入れて折檻するリュカ殿……
ウルフとはコレを相談してたのか……

「ご、ごめんなさい、ごめんなさい! 記憶はあります……済みません、許して貰いたくて嘘吐いてました!!」
しかもリュカ殿の推測は正解しており、キングレオ王子は記憶を亡くしてる訳ではなかった!

「反省が見えん!(ゲシッ!) お前みたいな馬鹿王子が国政を牛耳った所為で、この国は混乱しきってるんだぞ!(ゲシッ!) 事の重大さを理解し、もっと反省せんか馬鹿者!(ゲシッ!)」
なおも続くリュカ殿の折檻……
多分、今回の事件は終息したのだろうが、些かやり過ぎ感が否めない終わり方な気がする……

どうにもマリーの父親を掴みきれない……理解しきれない気がする。
大丈夫なんだろうか?

ライアンSIDE END




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