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ソードアート・オンライン 我流の剣士
第0話 プロローグ
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賞しているじゃないか」
「それが何の役に立つんですか?」
「君には現在ベータテスト中のソードアート・オンラインにログインしていろんなプレイヤーと戦ってもらいたい。そしてその時はNPCということにしてログインさせるため、もし知り合いがいても会話はしないでほしいのだ」
俺はその言葉を聞いてとても嬉しかった。自分が当選しなかったベータテストにNPCという扱いとしてでも参加できるのだ。だけど知り合いとあっても会話ができないというのは正直言ってきついかもしれなかった。だけど俺はそれ以上にソードアートオンラインに参加したかったのだ。
「参加させてくださいっ!」
俺はすぐにそう答えた。
「それでは我龍くんさっそくログインしてほしいのだが今日は時間は大丈夫かな?」
「大丈夫です!!」

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それから俺は休みの日は毎日のようにアーガス本社に出向きソードアートオンラインにログインし続けた。俺の存在はイベントNPCとしてベータテストに参加しているプレイヤー全員に告知された。もし俺を倒した場合アイテムがもらえるというイベントのような形をとっていたようで次から次とプレイヤー達が俺に挑んできた。大体のプレイヤーは苦戦することもなく倒していったのだがその中で2人だけ俺が苦戦した相手がいた。それは全身黒づくめの装備に身を包んだキリトというプレイヤーともう一人は全身真っ白な装備に身を包んだアオイという女性プレイヤーだった。その2人は2人ともとてもソードスキルをうまく使い俺に攻撃を仕掛けてきた。倒すのには確かに苦戦したが、片手剣での攻撃に体術を組み合わすことで何とか倒すことができた。そしてついに俺がソードアートオンラインにログインして戦える期間が終了した。
「我龍君本当にソードアートオンラインのテストに手伝ってくれて本当にありがとう。君のおかげで貴重なデータを取ることができたよ。君は製品版のソードアートオンラインを買うつもりはあるのかね?」
その質問への俺の答えはたった1つだった
「もちろんです!」
そう俺が答えると茅場さんは少しうつむいて考えた後に言った。
「もし君がほしいのだったら製品版のソードアートオンラインの優先購入権をあげてもいいのだがほしいかな?」
「そんなことしてもらってもいいんですか?」
「我龍君にはソードアートオンラインのテストに手伝ってもらったからね、お礼だと思ってくれればいい。」
「それならお言葉に甘えさせてもらいます」
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そして今日はついにソードアートオンラインの正式サービス開始日だ・・・・・
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