第十九話 夢の重み
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じたのかヴォルケンリッターは合体フォーメーションに入った。
『超古代合体!ゴッドファルビリオン!!』
すると全デバイスが生成された。
『デバイス合体!!エクスカリバー!!』
ゴッドファルビリオンがエクスカリバーを構えると一心不乱に振り回した。エイリアンには全く当たっていない。カウンターでゴッドファルビリオンが痛めつけられる。
「主!私に代わってください!!」
近接戦闘に適したシグナムがチェンジを要請するが、はやては聞く耳を持たない。
『はああ!!』
エクスカリバーを振り回すゴッドファルビリオン。だがその太刀筋は焦りと迷い、そして恐怖の塊だった。
(ウチがもっと強ければ力君や飛鳥に負担をかけないで済む!!ウチが強ければ!!ウチが強ければ!!!)
『はあああああ!!!』
動揺するゴッドファルビリオンがエイリアンの一撃を食らい吹き飛ばされてしまった。
『うああああああああああ!!!』
近づいてくるエイリアン。その時爆音が響いた。
「ブレイブスパーク!!」
ブレイブエラゴのライト部分から光線が発射された。
『力君!!』
上空からウィザーウインガーも飛来した。
『飛鳥!!』
『魔導合体!!』
ウィザーウインガーが人型に変形すると胸部が展開した。ダグウィザーが乗り込むと胸部が閉じ瞳が淡い緑色に光った。
『ウィザーダグオン!!』
ゴッドファルビリオンの前に降り立つウィザーダグオン。
『はやて!大丈夫!?』
『なにしにきたんや!!邪魔や!!』
『はやて?』
ウィザーダグオンに向かってはやては怒りをあらわにした。
『うち等だって戦える!!力君や飛鳥だけに重荷を背負わせるわけにはいかない!!』
『あんた!まだそんな事!!』
『そんなことやない!!ウチは・・・ウチは!!!』
その時渇いた音が響いた。シャマルがはやてに平手打ちをしていた。
「シャマル・・・」
「・・・いい加減にして!力君と飛鳥ちゃんが今までどんな気持ちで戦ってきたか考えて!!はやてちゃんが覚悟してた様に力君だって覚悟してた。確かにきっかけは子供の頃の約束かもしれない!けど力君は今まで自分の意思で戦ってきたはずよ!」
「はやて・・・」
ブレイブエラゴからゴッドファルビリオンに通信が入った。
「俺は後悔なんてしていない・・・俺は俺の意思でそう決めた」
力は手を差し出した。
「俺のダグコマンダー・・・返してくれ・・・家来・・・いや・・・仲間として」
「力・・君・・・馬鹿や・・・前から思ってたけど・・・力君は大馬鹿や!!」
「へ・・・確かに俺は馬鹿だよ・・・けどな・・・馬鹿は迷わねぇ!自分の信
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