第3話 喧嘩終われば今日からダチ公!男の鉄則に常識は無用!
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
か、よく聞けてめぇら!】
”喧嘩一筋十数年!
女にゃ弱いが喧嘩は最強!
ダチの命を守る為、漢は惜しまず命を賭ける!
漢の喧嘩を邪魔する根性の捻じ曲がった野郎は、
このダイバンチョウがその性根を叩き直してやる!!”
今回も今までに増して長い名乗り口上を終え、ダイバンチョウがゴクアク星人達の前に現れた。
【す、すげぇ、それがお前の真の姿なんだな?】
【おうよ! お前の熱い男魂のお陰でこうして合体出来たぜ! 行くぜダチ公! 男と男の喧嘩に横槍を入れるようや根性の捻じ曲がった野郎共の性根を俺達が叩き直すんだ!】
【おう! やったろうぜぃ!】
ダイバンチョウとドリル番長のタッグマッチが開始された。こうなってしまってはもうゴクアク星人達に勝ち目などない。
今回は楽勝と踏んで単体でやってきてしまったので思いっきりワンサイドゲームとなってしまっていたのだ。
【くそっ! こうなりゃ破れかぶれだぁぁぁ!】
最早やけっぱちの如くひたすらに撃ち続ける。そんなのに当たるダイバンチョウ達の筈がなく。
【ロケットゲタァァァ!】
【ドリルミキサァァァ!】
ダイバンチョウとドリル番長の前に呆気なくボコボコにされ見事に修正されてしまったのであった。
そして、日は傾き夕焼け空となっていた。
そんな茜色の空の下で、ダイバンチョウとドリル番長は友情の固い握手を交わしていた。
【ドリル番長、これから俺達は拳を交えあったダチ同士だ! 宜しく頼むぜ】
【おう、何時でも呼んでくれ! 何所へだってすっ飛んで来るぜ!】
かくして、勇者番長ダイバンチョウの仲間に新たな番長が加わった。
その名はドリル番長。熱いハートと強力なドリルでどんな敵も一撃粉砕。猪突猛進で融通の利かない面もあるがダチ思いの心優しい熱い男気溢れるナイスな番長なのだ。
これからもこの星の平和を守ってくれ。頼むぞ!
勇者番長ダイバンチョウ! そして、ドリル番長!
つづく
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ